
【バルセロナ合同テスト】フォースインディア松崎淳「タイヤを理解せず統計に頼っているチームは苦戦するでしょう」
フォースインディアでビークルダイナミクスとタイヤマネージメントを統括する松崎淳エンジニアに、バルセロナ合同テストで試した2018年型ピレリタイヤの印象を聞いた。
今年のバルセロナは路面が再舗装されてキャラクターが大きく変わり、タイヤの傾向がガラリと変わったために理解に苦しむチームも少なくない。タイヤの本質を理解していれば難しいことではないが、過去のレースデータだけに頼ってセットアップやマネージメントをしているチームは苦戦を強いられるだろうと松崎エンジニアは語る。
ーーテストではやや苦戦しているように見えますが、昨年同様に今年もフォースインディアはスロースタートでしょうか?
「ハイパーソフトで一発のタイムが上手く出せていないので、そういうふうに見えるかもしれません。本来ならテスト1回目で基本データをチェックして、テスト2回目でそのデータを元にしてそれに合わせて組み込んだテストをして開幕に備えたいところですが、今年は1回目のテストがあんなコンディションになってほとんどまともに走ることができませんでしたから、2回目のテストが基本データ取りになってしまいました。これはどのチームにとっても同じことですけど、結構痛かったですね。しかも次に走るメルボルンもまた特殊なサーキットですしね」
ーーフォースインディアは暫定的に去年型の空力パッケージで走っていると聞いています。
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「ピレリは所詮ピレリ」とは、具体的にどういった意味なんでしょうか。
「所詮ピレリだから全体的な性質の傾向は同じ」という意味?それとも「所詮ピレリだから精度は低い」という意味?
両方の意味ですね(苦笑)。
Pirelli is Pirelliです(笑)。
タイヤ屋さんにしか分からない、許しがたいところがたくさんあるみたいですね。
なるほど。興味深い記事どうもありがとうございました。