【イタリアGP】マクラーレン2017年体制発表・完全収録
9月3日、マクラーレン・ホンダが2017年のドライバーラインナップをフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドールンのコンビとすることを発表し、ジェンソン・バトンはアンバサダーとして2年契約でチームに残ることを合わせて発表した。
この発表の様子を完全収録してお届けする。
まず、16:40に予定されていた土曜定例の『Meet the Team』の時間に、ジェンソン・バトンが壇上に立って自ら2017年の話を切り出した。
ジェンソン・バトン(JB)
「皆さんももうご存じかもしれないけど、僕の来年について話そうと思う。
夏休みの間に家族や友人たちと素晴らしい時間を過ごしたんだ。もちろんこれは最初から計画していた通りのことだけど、F1で過ごしてきた過去17年間、あまりできなかったことだ。19歳の時からこの世界で過ごしてきて、もう36歳になる。F1にいる間はレースに次ぐレースで、その間も前のレースからの回復と次のレースに向けた準備に費やすことになる。
そしてスパでロン(・デニス)と話し合い、長く続けてきた自分の将来に関する話し合いにここで終止符を打つことに決めたんだ。マクラーレン・ホンダと2017年からの2年契約を結んだ。しかし今とは少し違ったかたちになる。来年、僕はこのチームのアンバサダーになる。このチームを良くするためにやれることはなんでも、チームとともにやっていく。シミュレーターワークもやるし、身体のトレーニングも続け今の身体を維持する。できる限りのインプットを正しくもたらすことができるように、レース活動も続けていくつもりだ。
加えて、この17年間であまりできなかったこともやっていきたい。僕は今まで自分のスケジュール中心に動いてきた。自分がやりたいこと、やるべきことに時間の大半を費やしてきた。しかしこれからは家族や友人たちともっと多くの時間を過ごしたい。それができることにとてもワクワクしているんだ。
F1で戦っていると、F1こそが自分の人生になる。しかし今の僕には、間違いなく休息が必要なんだ。だから、2017年はゆっくりとリラックスする。そして2018年については、マクラーレン・ホンダで走るオプション契約がある。これも非常に素晴らしいことだ。まだまだ先のことになるけどね。
ロンと電話で何度も話し合い、スパでも話し合い、僕にとっては非常に素晴らしい結論を導き出すことができた。自分にやれるかたちでこのチームとさらにあと2年間ともに働くことができる。本当に嬉しく思っているよ」
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