2016 Rd.1 AUSTRALIA
【オーストラリアGP】S・フェッテル「この予選フォーマットは正しいことじゃない」
開幕戦オーストラリアGPの予選は、やはり新フォーマットによる混乱よりも白けた雰囲気の方が強く、終了直後から批判的な声が沸き上がった。そんな中で、Q3を1回のアタックだけで終え、セッション終了まで7分を残してクルマから降りたフェラーリのセバスチャン・フェッテルに、新予選フォーマットについて聞いた。
ーー予選を終えて、今の気分は?
「3位・4位という結果には満足しているよ。でもメルセデスAMGとの差は思っていたよりも大きかった。そこには少し満足していないよ。個人的には、少し不思議な感じだけど予選のリズムを掴むことが難しかった。FP-3ではフィーリングはとても良かったのに、その感触を取り戻すのに時間が掛かってしまって、ようやくそれができたのはQ3になってからだった。Q3のアタックラップはとても良かったけど、特にミスもなかったし0.5秒も縮められるような余地があるとは思えなかったけど、メルセデスAMGとの差は大きかった。もう少し接近したかったよ」
ーーQ3はまだ7分も残っているのにクルマから降りることになってしまいました。
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時間前に誰も走っていなくなっちゃうとは驚きでした。昔は良かったなんて言いたくないのですが、現場じゃなくテレビで十分って感はありました。余韻がなかったですね。
セバスチャンが言うように、観客席のファンの人たちが置いてけぼりになっているのが一番残念でした。それも、裏ではバーニーのリバースグリッド案を却下するためにチーム側が画策してこの案を導入していて、予選がこうなって批判が沸き起こることまで想定しての茶番劇だという気がしますし、本当に残念です。というか、そういう事情があるので、僕としては「予選がダメだ!」「F1がダメだ!」という論争には乗っかりたくない気分です・・・。