【日本GP・現地直送便】ファンみんなで作り上げる日本GPの興奮、GPスクエアの盛り上がり②
鈴鹿サーキットの1周の全長にちなんで5807人の鈴鹿サポーターを募り、その全員の名前が掲載されています。ここで自分の名前を見付けて記念撮影する人の姿も多数見かけました。
メインゲート手前のレーシングシアターへ向かう坂道には、F1ドライバーの等身大パネルが並べられていました。お気に入りのドライバーの横で記念撮影をする人もたくさん。やっぱりマクラーレン勢やセバベが人気だったようです。
子どものレースファンを増やすべく鈴鹿サーキットが力を入れているコチラレーシングのコーナーでは、マクラーレン・ホンダMP4/5に乗って記念撮影ができる子ども向けサービスも。
スーパーフォーミュラのコーナーもあり、こちらでもSF13のコクピットに乗って撮影できるコーナーや、最新のSF14の展示&エンジン始動デモが行なわれていました。
最近では多くのグランプリでも展開されていますが、無料のタトゥーサービスが鈴鹿にも登場していました。この鈴鹿のチェッカーフラッグ模様の1パターンだけでしたが、そのぶんテンポ良くほとんど待ち時間なくサービスを受けられていましたよ。
実際に決勝で使われたチェッカーフラッグをプレゼントしちゃうという企画も行なわれていました。鈴鹿の認定証つき。これはとても貴重なプレゼントになりますね。現場でアンケートに答えている人もたくさんいらっしゃいましたよ。
チョロQを使ったゲームコーナーも。
こちらはマントになるくらい巨大なフラッグを制作できるコーナーです。
元は真っ白なヘルメットが描かれたフラッグに、自分でマジックで色を塗って思い思いの図柄を完成させるというもの。好きなドライバーのヘルメットを描いてもいいし、オリジナルの図柄にしてもいいし。子どもたちも一生懸命に塗っていましたよ。
そしてテレビでもあちこちで映っていたこれ。F1マシンが頭の上に乗っかったキャップ、実はサーキット内のこの制作教室コーナーで作られていたんですね。
東急ハンズで販売されている真っ白な段ボール製のフォーミュラカーをキャップに付けたもので、自分で色を塗って好きなF1マシンにしちゃいましょうというもの。1回1000円というお得な価格。350セットを用意したものの、3日間を通してほぼ予約満席だったそうです。
こうやって現地で応援グッズを制作したりというのも日本GPらしいですね。これは他のグランプリではまず見られない企画です。
食事メニューが充実しているのも日本GPの特徴のひとつです。それも、松阪牛や伊賀牛など地元食材を使っているメニューがたくさんあるのが嬉しいですね。せっかく旅行に来たら、その土地のモノを食べたいですもんね。
フードコートエリアだけでなく、グランドスタンド下にもフードスタンドが並んでいます。こちらは松阪牛全面推しのお店。1個300円の松阪牛コロッケから、なんと3900円の松阪牛ロース焼きしゃぶ重まで。
特選松阪牛を伊賀はさめず醤油でいただく焼きしゃぶ重、頂いちゃいました! 美味っ! その場で焼いてくれるので、お肉の旨味と風味がアツアツで楽しめます。お肉の旨味が濃厚なので、わさび醤油でサッパリと頂くのが最高でした。
山小屋風のレッドブルの販売ブースも。普通のレッドブルだけでなくて、ウォッカやカシスをレッドブルで割ったものも販売されていました。F1だけでもハイなのに、そんなの飲んだらぶっ飛んじゃうかもしれませんね!
グランプリ前には来日したグロージャンがすき家の牛丼を食べていて話題になりましたが、鈴鹿サーキットに内にも吉野家の移動販売車がやって来ていました。移動販売なのにつゆだくとかそういうオーダーにも対応していたのはさすが!
伊勢名物の赤福までサーキット内で販売されていました。残念ながらスーパーGTの時に販売していた赤福氷はさすがにありませんでしたが、ここで赤福が買えたらちょっと嬉しいですね。
ファンの人たちが思い思いの格好で応援に駆けつけるのが日本GPの特徴でもあります。ただのチームグッズじゃなく、かぶり物が多くて目立ちますよね。こうやってファンの人同士で一緒に記念撮影をしたり、とにかく同じF1が好きなもの同士、お祭りとしてこの現場を楽しもうという雰囲気で満ちあふれているのが日本GPの素晴らしいところだと思います。
加えて、今年は特にデモ走行やトークショーなどで盛り上げようという鈴鹿サーキット側の努力も非常に大きかったように思います。入場者数は以前よりも少なくても、F1グランプリを楽しもうという現地の雰囲気はこれまでで一番だったのではないでしょうか。他のグランプリでは見ることができない、みんなで作り上げるグランプリという日本GPの姿があったような気がします。
現地を訪れたファンの多くが、早くも来年の日本GP観戦が待ち遠しいという気持ちでいるのではないでしょうか?
(text and photo by 米家 峰起)
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