2025
【決勝】戦略分析:角田裕毅、「チームプレイ」による損失はゼロ、痛かったのはピットミスと第1スティントのペース【2025 Rd.20 MEX】
第20戦USGP決勝の中団グループは、スタートで8位までポジションを上げた角田裕毅がエステバン・オコンを抑えて9位を走行。しかしチームプレイのためステイアウト5周で約6秒のタイムロスを喫し、さらにピットストップミスで約9秒のロス。これで角田は入賞できたはずのレースを11位で終えることとなった。
そんな第20戦メキシコシティGP決勝の角田裕毅と中団グループの戦略を詳細に分析していこう。
【まとめ】
・第1スティントでPIAに7.3秒差、OCOを抑える展開で「9位争い」へ
・第1スティントを引っ張ってオフセットでOCOを抜き返す戦略(VER対BEAと同様)
・ステイアウトの「チームプレイ」で5.7秒ロス、しかし失ったものはない(HAD、BORもこのトラフィックを通過している)
・ピットミスがなければOCOの8.5秒後方から追いかけ、抜ければ9位、抜けなければ10位
・OCOの前に出ていても、25.5秒前方のHAMを抜くのは難しかった(VERは19.4秒前のLECを抜けず)
・角田は「チームプレイ」ではロスは無く、「ピットストップミス」で9位か10位を失った
・角田にピットミスによる後退で上位勢は2ストップに、VERは楽になった
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