2025

【決勝】角田裕毅「根本的なグリップ不足にダメージ。コミュニケーションにも問題があった」【2025 Rd.14 HUN】
ーーハンガリーGP決勝はピットレーンスタートを選びました。
「(イモラの予選で1基失っているため)どちらにしてもどこかでパワーユニットのペナルティを消化しなければならなかったので、ペースが苦しい今週末で消化することにしました。セットアップはそれほど変えてはいないです」
ーー19周目あたりには、ピットストップのタイミングを巡って早くピットインしたいという意思表示がありましたが、やや遅れた感もありました。
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角田ウッドのコンビははっきりいって相性が悪いと思う。
日本語英語に慣れていないと言っても、もう組んでから4ヶ月。
当然に最初より改善はしているけれども、合わないものは合わない。
バルセッキのイタリア訛りの英語とか、私にとっては聞き取りづらいし、たぶん難しいと思う。
今回のレースでも、角田くんの「ペースはどう?」という無線にまともに答えられていない。
すぐに意図を理解できなくとも、その後の情報アップデートもない。ウッドからはアップデートするよ、と伝えているにも関わらず、その後何も伝えない。
車の異変を伝えられて、異変が判明しても、角田くんから再度聞かれるまで何が壊れているのか伝えない。(起きていることは把握したよ、というくらいしか伝えてない)
角田くんの質問に対して、返答が遅いことがままある(日本語英語を聞き取るのに苦労している?)
レース中の唐突な励まし無線も角田くんに寄り添えているようには見えない。(寄り添うことが仕事ではないかもしれないが。)
改善はしているが、決め事でできる部分が多少良くなっただけで、角田くんがほしい情報を汲み取れない特性は変わっていないと思う。
角田ウッドのコンビはもう厳しい。
どちらが悪いとかではなくて、お互いに十分頑張ったと思うから適材適所を探すタイミングではと思う。
あの「ペースはどう?」は、他にソフトで走っているドライバーがいないので答えようがないですよ。
それに対しての「ソフトランナーは君だけだ」というのは、その意図がシンプルにわかりやすく伝えられる答え方ではなかったと思うけど、その後に「pace is looking good, I’ll keep you updated」と追加の回答はしていましたしね。
今回の(TSUが問題視している)問題はそこじゃなくて、戦略面の食い違いなので、そこをクリアにすべきだと思います。
そういう目で見れば問題だらけに見えるかもしれないけど、個人的には今回はベースのコミュニケーションはかなり改善しているなと感じました。
まぁ、レース全体の無線解説で改めて見てみましょう。改めて見れば問題点はもっとたくさん見えてくるかもしれないし(笑)
逆に、今までのレース無線でも課題・問題だという点は指摘してきたと思いますが、ものすごい重大な問題ってそれほど多くはない印象ですけどね。
というか、TSUと相性の良いレースエンジニアっているんでしょうかね・・・(過去2人も色々問題はあったと思うんだけど)と考えると、TSU自身も「僕はこういう情報が欲しいんだ、こういう情報は要らないんだ、こういう表現をしたときはこう言いたいんだ」という無線外のコミュニケーションがもっと必要なのではないかと想像してしまうんですよね。
角田くんのペースはどう?というのは同じタイヤでなくとも周りとの比較やフェルスタッペンとの比較を知りたかったのかなと個人的には思います。
角田くんの様子を考えれば、周りからフェルスタッペンと比較されてばかりで、そこを気にしているのは明らかですから。
ソフトがいない、ペースはいいよ、またアップデートする(特にその後のアップデートはしていない気がする。)では、不十分と思います。
フェルスタッペンと走っている位置が違いすぎて、意味のない比較ですが、世間はそういう比較をしていますから。
戦略面の食い違いは、今回角田くんが感じている問題で、私がこのコンビは無理だと思う理由ではありません。
角田くんからの視点には限界があるんだから、頭ごなしに「リコメンドは〜、」というのではなく「戦力の理由とその戦略のためにどうしなければいけないか」とかを伝えてあげるのが角田くんにはいい気がします。
そこまでする必要があるのかは別として、これまでの様子からして、ウッドは得意ではなさそうです。
そもそも、細かく伝えたら周りにバレるからあれだけど。
角田くんがエンジニアを信用できていないのが、今日の戦略に関する無線に現れてしまったんでしょう。
確かに角田くん側の問題もあるのだと思いますが、
このままウッドと歩んでいては、進む速度が遅すぎるのではと思うのです。
ウッドと角田くんで聞き返しあってた最初の頃は、まだ最初だからと思っていましたが、
もう4ヶ月経ち、最初だからではなく、これは無理なんだろうと思っています。
今回のレースでの角田くんが欲している情報を渡してあげない様子は、最初の頃から変わっていないです。
ペースの件も、故障の件も、
故障の原因が分かったのに、改めて聞かないと何がどうなっているか伝えない姿勢が、このコンビの限界を象徴していると思います。
ウッドとのコミュニケーション密度を上げていくしかないんですかね。
ベースのコミュニケーションというのも、角田くんはRBではできてたわけで、ようやくそこに近づいている?というのが、ウッド角田コンビが機能しなさそう、という証明になっている気がします。
確かに角田くんから、こういう情報が欲しいんだってのは聞いたことがない気がします(無線では)
勝手な想像では、エンジニアから見当違いな回答が来ているときに、
そこで諦めている気がします。
角田くん側からのお願いをもっと増やしたらうまくいくかもですね。
正直なところ、レッドブルにはもっといいレースエンジニアがいると思っておりました。どちらかというと、チャンピオンチームにちるエンジニアが角田くんを引っ張ってくれると思ってたから、期待値が高すぎたのかな。
マクラーレンのコミュニケーションとか見てるとね。もっと丁寧に情報を与えているように見えます。
無線記事楽しみにしております。
比較の意味でもいろんなドライバーを取り上げていただけると有り難いです。
戦略面はウッドじゃなくてストラテジストですね。
それ以外のズレは、セッション中よりもセッション外の時間の方が長いのだから、そこをもっと改善していかないと治らないと思います。TSU自身も「エンジニア陣」という言い方をしていますしね。ベースのコミュニケーションは、RBでもできてなかったと思いますよ(苦笑)
まぁ、TSU自身が無線はあまり好きじゃないタイプだから、アーニーみたいに喋るのが好きな人の方が合うというのは間違いないと思いますが、喋りすぎると「黙ってろ!」って言われますしね(苦笑)
米家さんの中立・冷静な解説で落ち着いて判断しようと心がけておりますし、
角田選手にまだやれることがあるというのも、そうだとは思います。
ただ、やはり角田選手担当のレーススエンジニアの能力と言いますか、
適性への疑問を払拭できなくなってきました。
一流の舞台で戦ってらっしゃる方なので、もちろん素晴らしい方だとは思うのですが…
リチャード・ウッドがレースエンジニアとして完璧でないのは確かだと思います。
ただ、それが彼自身の素質の問題なのか、経験不足だからなのか、周りの問題なのか、無線という断片的な情報を聞いているだけの我々には断定はできないということは意識しておくべきだと思います。
TSU自身がこう言ったからといっても、TSU自身の認識が間違っていることもあります(実際に今回のTSUの戦略主張は正しくない)。折原さんが指摘しているように、その主張に沿わなかったのは、ウッドではなくストラテジストですし、例えばウッドがピットインさせたいと思っていてもストラテジストが「ノー」と言えばノーですから。
でもTSUはそこを勘案せずにエンジニアにフラストレーションをぶつけているわけで。
問題なのは、思うように結果が出ない現状に対して、我々部外者が「悪いのはウッドだ!」と安易に犯人捜しをしてフラストレーションをぶつける先にしてしまっていることだと思います。
ありがとうございます。
エンジニアリングチームも、角田選手も、さらに向上できる部分があるのは間違いないと思いますので、
チームとしての改善を期待して応援したいと思います。
なんでウッドさんが原因だとみんな決めつけてしまっているのかわかりません。
ウッドさんが判断を下すための情報を与えるポジションの人が悪いかもしれないし、ウッドさんに指示を伝えるツリーさん(仮名)が悪かったのかもしれません。
もしくは情報伝達のシステム行動自体に何かしら不備があったのかもしれません。
みんなウッドさんとユーキが話しているから、ウッドさんの名前しか知らないから彼をやり玉に挙げているようにしか見えません。
何かリアルタイムで戦略を決めるにしてもウッドさんだけで独断で決められるような話ではないと思いますし。
自分がすべての原因ではないのに名前だけ知られてるし目立つ場所にいるからとすべての責任を負わされても皆さん平気なんでしょうか。
そうなんですよね、みんなやり場のないフラストレーションを顔の見える人にぶつけてしまっているだけのように思います。TSU本人が声を荒げたりするから、余計にそこに乗っかりやすい状況になってしまっていたりして。
まぁ、それは他のチームでも良くあることだし(フェラーリとかフェラーリとかフェラーリとか・・・)、レーシングブルズ時代にもレースエンジニアやストラテジストが槍玉に挙げられがちでしたしね。
組織で仕事をしたことのある人なら、ある程度は想像できると思うんですけどね・・・。
ウッドエンジニアを問題視する声は多いと思いますが
角田選手の速さが増している理由のひとつとして
角田選手の好みが反映されたセットアップを理解し
運転しやすい車を用意しつつあるのは、エンジニアチームの
成長もあるのでしょうか?
どうしても角田よりで見てしまうのでリチャードウッド
へのインタビューした記事も見てみたいです。