【金曜】グレイニングによるデグラデーション大【ロングラン】

　カナダGPのFP2で各チームが実施したロングランのペースを分析することで、各チームの速さとタイヤマネージメントの優劣を見ていこう。

　FP2ではほぼ全車がミディアムでロングランを行ない、ミディアムを使わず温存したアストンマーティンだけがソフト、ザウバー勢だけがハード。

　FP1ではソフトを中心としたロングランが行なわれており、ザウバーはFP1でミディアム、FP2でハードのデータ収集を行なっている。

　どのチームも決勝はミディアムとハード中心の戦略を想定していることが分かる。