【FP1】直前の豪雨で大幅時間ロス、実質2〜3周の本格走行【2024 Rd.9 CAN】

　6月7日現地時間13:30、第9戦カナダGPのFP1が行なわれた。

　朝は晴天に恵まれていたものの、セッション開始の1時間半ほど前から激しい雨が降り、雹も降るほどの荒天となった。セッション開始の30分前には雨が上がり晴れ間も差してきたものの、ウエットコンディションでのセッション開始時刻となった。気温は17.4度、路面温度は27.2度。

　コースの各所では清掃車による路面の水の排水も行なわれたが、路面は完全ウエットでターン1〜2のイン側、ターン5イン側からターン6手前や最終シケインのランオフエリアなど完全に水没している箇所が存在する状態で、セッション開始時間となっても清掃作業が続き、ピットレーン出口はクローズのままとされて残り時間だけが減っていく。コース上には落ち葉も大量に入り込んでいる。