【ペース分析】レース終盤の激闘、ハードタイヤ不発の理由【2024 Rd.7 ERM】

　2024年の第7戦エミリアロマーニャGPは、ポールシッターのマックス・フェルスタッペンがレースをリードし、レース中盤には3位シャルル・ルクレールに迫られた2位ランド・ノリスがレース終盤に猛プッシュでフェルスタッペンに肉薄。しかしフェルスタッペンが0.725秒差で振り切って今季5勝目を挙げた。

　そんなエミリアロマーニャGP決勝のレースペースを分析していこう。

　全ドライバーの全ラップタイムをグラフ化すると以下のようになる。横軸が周回数で、縦軸がペースで、上に行くほどペースが速い。