【決勝】メルセデスAMG T・ウォルフ代表「エンジンのオーバーヒートで0.5〜0.6秒失っていた」【2024 Rd.1 BHR】

ーー開幕戦の5位・7位という結果をどう見ていますか？

「テストは非常に上手く行ったし、フリー走行と予選まではマシン挙動は安定しドライバーも満足しており非常に勇気づけられる状況だった。決勝でもソフトタイヤで第1スティントを（2位で）走っていたところまでは予定通りだった。しかし残念ながら想定以上にパワーユニットを冷却する必要が出始めてしまったんだ。その原因はまだ分かっていないが、カスタマーチームであるウイリアムズも同様の問題に見舞われていた。だがその他の2チームはそうではなかった。これは全くの予想外の事態で、そこからは（デフォルト＝モード変更で）パワーユニットのパフォーマンスを0.3〜0.4秒ほど落とし、リフト＆コーストもしなければならなかった。時にはトータルのロスは0.5〜0.6秒にもなったし、マシン本来の力を発揮することができなかったんだ」

ーートラフィックの中で走ったことで問題が起きたのでしょうか？