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【決勝】RB「2回目のピットストップをもっと早くすべきだった」【2024 Rd.1 BHR】

【決勝】RB「2回目のピットストップをもっと早くすべきだった」【2024 Rd.1 BHR】

2024 Rd.1 BAHRAIN

 RBの角田裕毅とダニエル・リカルドに対するドライバースワップ(順位入れ換え)については角田が不満を述べ様々な意見が紛糾しているが、ある程度はレース前にその可能性が話し合われていたことであり、チームとしては入賞のチャンスがほぼゼロに等しい状況で少しでも入賞圏に近付く可能性を見出すための判断だったという。

 トップ5チーム10台が完走すれば入賞が難しい状況の中で、少しでも入賞の可能性を高めるために1台に理想の戦略を集中させてチームプレイに徹するというのが、レース前に話し合い合意していたことだという。

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  • コメント ( 3 )

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  1. bando

    デグラデーションの読み間違えとかは根本的な原因ではないと思う。

    他チームとの相対関係で戦略を決めないといけないのに、
    自チーム主体で考えてしまう。

    それが去年までの戦略ミスの根本原因で、
    チームは今なおそのことに気がついていないなら、
    やはり今後も期待できないね。

    • MINEOKI YONEYA

      デグラデーション(もしくはトラックエボ)を読み間違えているので、他チームとの相対関係も読み間違えることになり、正しい戦略が組み立てられない状況ですね。
      具体例を挙げれば、2.7秒ギャップがあればSTRが先にピットインしても翌周ピットインしてカバーできると思っていても、デグ数値を過小評価しているとSTRのペースが良くて翌周ピットインしても手遅れとか。

      デグ数値を正しく読んでいれば「STRより先にピットインしなければ負ける」が分かっていたはずなので、まだやりようがあったと思います。

      引っ張る方向の戦略というのは基本的にレース後半にタイヤアドバンテージを作る戦略なので間違いではないし、レッドブルも基本方針はそうです。

      ただし、この方針はデグが小さいときには上手く行きやすい(ステイアウトのデメリットが少ない)反面、デグが大きい時には失敗する確率が高くなる(ステイアウトのデメリットが大きくなる)ので、こういうレースでは先手を打つ戦略とか、早めに損切りをする戦略というのを考慮できるようになるともっと強くなれそうな気がします。

      なかなか自分から動くのって難しいとは思うんですけどね。動かず失敗するより、自分で動いて失敗する方が責任を問われやすいので。RBの戦略はある種、サラリーマン的な考え方なのかも。

      • bando

        ご指摘のとおりだと思いますが、
        デグのデータがしっかりしていたとて、
        RBタウリが最適な戦略を取れるようには思えないんですよね。

        私はデグを細かく計算しているわけではないですが、
        1周目終了時点で、
        後ろのアルボンとストロールとのポイント争いになるなと思ったんです。
        前方に抜けそうな車はいない。
        後ろだけみてレースすればOKの状況。

        しばらくしてアルボンはある程度押さえられることが判明。
        となると後ろで1番怖いのは、本来の車の速さで負けているアストンのストロール。

        そうするとストロールとのギャップを如何に保つかを考えてレースするだけでいいはずなんです。

        で、ストロール他数台が早めの1回目ピットした後のタイムって、ピットしていない車より2秒以上速かったと思います。

        直接のライバルがストロールだと早い段階で念頭に入れていれば、
        ストロールのタイムはより注視できるはずです。

        ストロールがライバルと気がついていれば、
        1回目のピットでアンダーカットされる前に入れられたと思います。

        1回目のピット後にZHOの前で復帰、
        ZHOにストロールを押さえてもらってギャップを作る。
        →これが角田がポイントを取れる唯一の方法だった気がします。

        ZHOがここまで健闘するとは私も思ったいなかったですが、
        少なくともストロールをコース上で抜かないといけない状況にすべきではなかったと思います。

        また、仮に1回目のピットの時点でストロールがライバルと気がついていなくとも、
        ちゃんと周りをみていれば、全車1回目のピットが終わった段階でアンダーカットめっちゃ有効。
        と気がつけるはずです。

        事前のタイヤデータ予想とは関係なく、レース中に周りをみていれば気がつけます。

        タイヤデータがしっかりしていなくても、
        戦う相手をしっかりと捉えていれば戦略を軌道修正できるはずなんです。

        ライブでハースの小松代表がレース中から戦略ミスに気がついていた、
        というお話をご紹介いただきましたが、
        小松代表も細かいデグラとかを計算しているわけじゃないのではないでしょうか。

        こういった思考で
        私は根本原因はデグラの読み間違えではないと思うのです。

        タイヤ戦略って引っ張るか、先に入るかしかないので、
        どちらが正解とかはなくて、戦っている相手との相対で決まるはずです。

        例えば、
        レッドブルのマックスが独走中に引っ張るのは、
        あらゆるリスクを抑えるためですよね。

        そのときのリスクとは、こんなようなことだと思います。
        ・SC,VSC,赤旗のリスク
        →自分がライバルより先に入って後からSCが出ると、ライバルだけSCの利益を得る可能性がある。後から入ればそのリスクが減る。
        ・次のスティントでライバルより先にタイヤが垂れるリスク
        →後にはいればその分次のスティントが楽になる

        マックスもライバルとバチバチにやり合ってるときに、
        ライバルがピットした後に、たれてるタイヤ(例えば相手より2秒遅いタイヤ)で何周もステイアウトしないはずです。

        戦っている相手が分かっていれば、正しい対応をできるはずなんです。
        相手に合わせて対応して、仮にタイヤが厳しい状況になっても、それは相手も同じなんですから。
        ましてや、10位争い。それより下は、11位でも20位でも同じ。
        失うものなんて何もないはずなんですが、
        見た目の順位に安心しようとして、後手後手の戦略に回るのはRBタウリのよくある癖ですね。

        去年数ポイントでかなりの金額を失ったことを忘れているのかと思ってしまう開幕戦でした。

        RBタウリのストラテジストは、
        事前に与えられたデータを戦略失敗の言い訳にするのではなく、
        なぜ世間が気がつけることを私はレース中に気がつけなかったのか、
        という思考をして、
        今後の戦略に活かしてほしいと思います。

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