【FP総括】ミディアムを捨てるタイヤ戦略【タイヤ】

　バーレーン・インターナショナル・サーキットはストップ＆ゴーの特性で、なおかつ路面がトップレベルに粗くタイヤへの攻撃性が高いこともあって、リアタイヤのオーバーヒートとサーマルデグラデーション（熱ダレ）を抑えることが重要なポイントとなる。

　そのため決勝ではハード（C1）を使用することがベースとなり、昨年のレースでも今年のテストのレースシミュレーションでもC1を2セット使った戦略が多用された。

　これを受けて全チームがFP1、FP2ではミディアム（C2）を使ってハードを温存。全車とも2セットのハードをそのまま温存している。