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2023

【2023 Rd.15 ITA】レッドブル「最高速優位は減少、我々のDRSにトリックなどない」

2023 Rd.15 ITALY

 

 イタリアGPでは予選でフェラーリにポールポジションを奪われたものの、決勝では逆転し連勝記録を伸ばした。圧倒的な最高速を誇ったシーズン序盤戦とは違い、ここ数戦の勢力図は変化してきている。

 

 レッドブルのテクニカルディレクターを務めるピエール・ヴァシェに聞いた。

 

ーー今週末のイタリアGPでは、やや薄型のリアフラップを採用しました。リアタイヤに厳しいモンツァではリアのダウンフォースを付けたかったのではないかと思いますが、セットアップの方向性を少し変えたのですか?

「そうだね、リアタイヤを守るためにはダウンフォースがあった方が好ましいが、これは事前にある程度予想されていたことで、我々は2種類のリアウイングを持ち込んで金曜日のFP1で2台で仕様を分けて比較テストを行ない、チェコ(セルジオ・ペレス)車に搭載していた薄型の新型フラップが想定通りに機能しメリットがあることを確認してこちらを選んだんだ」

 

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  • コメント ( 2 )

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  1. unicorn712

    今年イニシャルを大きく外さないレッドブルが、ライバルの様子を見てリアウィングを変えたのは興味深かったですね。
    レッドブルとしてはやはりフロントを強くしたかったのでしょうか。フェラーリやメルセデスのほうがフロントエンドが強いと見る方もいるようで。(単純にリアがルーズなだけかもしれませんが。)

    • MINEOKI YONEYA

      フェラーリやメルセデスAMGのブレーキング性能が高い=スタビリティが高いということは、普通はリアのスタビリティが高いということになりますが、それよりも姿勢変化時のエアロバランス変化が小さい(姿勢変化自体が少ないのか、エアロマップ変化がマイルドなのかは分かりませんが)ということだと思います。

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