【2022 Rd.19 USA】金曜総括:データ不足で未知数ながら、低速コーナー最速のフェラーリ
2022年10月21日、USGPの金曜フリー走行が行なわれ、FP1はカルロス・サインツ、FP2はシャルル・ルクレールがトップタイムを記録した。FP2はピレリのプロトタイプタイヤテストが行なわれたため、多くのチームがFP1でセットアップ確認からロングランまで土曜以降を見据えたプログラムを進めている。
なお、タイヤテストはピレリが各ドライバーに2セットのプロトタイプを供給。2023年型タイヤのコンストラクションはすでに9月に仕様決定されており、コンパウンド最適化のために複数種類のコンパウンドが持ち込まれているが、チームにはその詳細は伝えられていない。
ピレリのデータと各チームのシミュレーションに基づいて2023年型タイヤに合わせたセットアップを事前に決め、FP2の間はこのセットアップのまま固定で走行。正確な比較データを収集するためにメカニカル面のセットアップ変更は不可で、許されるのはマシンバランス微調整のためのフロントフラップ調整とデフやエンジンブレーキといった電子制御面のみ。
この状態で各タイヤセットを燃料20kgで3周計測(計5周)と、燃料100kgで6周計測(計8周)の2ラン。計4ラン26周のランプランが与えられた。
まず予選想定のパフォーマンスラン(ショートラン)の速さについて分析していこう。もちろん各車とも燃料搭載量やパワーユニットのモードも様々でショートランでの正確な戦力比較は難しいが、おおよその傾向は掴むことができる。
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メルセデスがミディアムを2セットも使ってしまってるのは意外ですね。ハードでのペースに自身があるのか、もしかして。