【2022 Rd.15 NLD】日曜 フェラーリM・ビノット代表「問題は3戦連続で決勝ペースが遅かったことだ」

ーー地元イタリアGPが数日後に迫っていますが、オランダGPの結果はどう感じていますか？

「モンツァのことを考え始めるのは明日からだよ。今日の結果を受けて懸念しているのは、3戦続けてレースペースが良くなかったということだ。今週はハンガリーとは真逆で、予選は良かったがレース自体はコンペティティブではなく厳しい展開になった。マックスと優勝争いができないだけでなく、メルセデスAMG勢を後ろに抑えておくこともできなかったんだ。これで3戦続けて本来あるべきポテンシャルが発揮できていない。もう残りのレースも少なくなってきているだけに、これは早急に修正が必要だ。我々はまだ勝利を目指して戦っているし、モンツァも含め目の前の1戦1戦で勝利を目指して戦うだけだ。我々としては期待通りの結果が得られていないのだから厳しい状況だ。この状況に対して対応策が必要だし、モンツァには大勢のティフォシがやってくる。コロナ禍明けの今、グランドスタンドの彼らの声援は我々にとって大きな後押しになる。精神的にも雰囲気的にも良い結果が必要だ。

――金曜のペースは非常に良かったにも関わらず、決勝では第1スティントでフェルスタッペンに5秒も後れを取ってしまいました。