【2022 Rd.14 BEL】土曜 角田裕毅「もっといけたはずなので、とにかく悔しい」

　角田裕毅のベルギーGP予選はQ1で終わってしまった。

　FP3でも18位と低迷していたが、これはソフトタイヤで思うようにアタックができなかったため。マシンバランスは良好な仕上がりを見せていたが、金曜から最終シケインの進入でリア挙動を乱すなどして訴えていたエンジンブレーキのフィーリングが上手く仕上げきれなかった。

　エンジンブレーキの利きを抑えてリアからプッシュさせる逆トラクションコントロール的な方向も、エンジンブレーキを強烈に効かせてハンドブレーキ的に使う方向も、どちらも違和感があったという。低速コーナーでマシンの向きを変える際には後者を積極的に使うが、そのフィーリングがイマイチであったためにターン1やターン18の挙動が落ち着かずロックアップやオーバーシュートを繰り返していたというわけだ。