2022
【2022 Rd.10 GBR】日曜 角田裕毅「相手の動きを読み切れなかった僕のミスです」
ーー最初のスタートでは何が起きていたのでしょうか？
「スタートがあまり良くなくて、そうしたら突然クルマが横向きになった状態で目の前に滑ってきて、どうすることもできませんでした。あそこでもっと大きなダメージを負っていてもおかしくありませんでしたし、ダメージがフロントウイングだけで済んでラッキーだったと思います」
ーーあの多重事故はコクピットから見てどうでしたか？
こちらの記事は『F1LIFE』有料会員限定のコンテンツとなっています。
続きをご覧になるためには、ベーシック会員・プレミアム会員になって頂く必要があります。
（会員登録の方法はこちら）
※コース変更の場合は、旧コースの解除手続きを行なって下さい。
お客様の手で解除手続きを行なって頂かなければ継続課金は解除されませんのでご注意下さい。
昨年から米家さんが指摘していた「相手がある程度引くことを前提とした少し強引なオーバーテイク」が引き起こしたトラブルだと思いますね。レース終盤のトップグループのオーバーテイクは素晴らしかった。ぎりぎりのところで当たらずにこれがF1ドライバーの技術だとすると、角田君は残念ながらまだその域に達していないんでしょうね。二人のドライバーを上手くコントロールできないアルファタウリもどうかと思いますが、角田君ももう少し技術もメンタルもアップデートしないと今後厳しい立場になっていきそうです。
ガスリーのインに飛び込んだのはいいとして、完全にリアが流れてガスリーにぶつかりましたね。角田のミスですよね。
本人はコーナーをクリアできるブレーキングをしていたのに、相手が閉めてきたのでそれ以上にブレーキングをせざるを得なくなり、前荷重になってリアが回ってしまった状態でしたね。ブレーキング自体とスピンしたことは角田君のミスではないけど、相手のブロッキングを読み切れなかったことはミスですね。角田君本人のコメントには「チームメイトに対してあそこまで激しいブロックをしてくるなんて常識外れだし、そんなもの予測できない」というニュアンスが含まれていたように思います。