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【2022 T1 BCN】バルセロナ合同テスト総括②、レースシミュレーションから見える2022年型マシンの実力

 

 3日間にわたって行なわれたバルセロナ合同テストの全ラップタイムを分析し、各チームの状況を解説していこう。

 

 どのチームも風洞やシミュレーションモデルとのコラレーション(誤差補正)を行なうための基礎データ収集やセットアップ変更に対するマシン挙動変化の確認などをセミロングランで行なうプログラムが大半で、予選シミュレーションやフルレースシミュレーションなど本格的に勢力比較を行なう素材はほとんどなかった。

 

 しかしその中でもウイリアムズは3日目午後にアレクサンダー・アルボンがレースシミュレーションと思われるランをC3で3スティント行なっている(午後6時で計53周で終了)。

 

 また、ほぼ同時刻にマクラーレンのダニエル・リカルドもC2→C3で走行している。

 

 これに加えてかなり長めかつタイムが第1スティントと思われるランをいくつか抜き出してグラフ化したのがこちら。

 

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