2021
【2021 Rd.22 ARE】徹底分析②:最終ラップの大逆転劇は、なぜ起きたのか?【決勝戦略】
第22戦アブダビGP決勝のレースペースに続いて、各チームの戦略を分析していこう。
全マシンのトップからのタイムギャップをグラフ化すると以下のようになる。一番上がトップ走行ドライバーで、下に行くほどギャップが大きくなる。
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奇妙なのが、VSCの終わりごろにHAMとVERとのギャップが21秒少しだったのが、VSC終了直後にいきなり17秒まで減ってるんですよね。ハミルトンのリアクションが遅かったのか分かりませんけど、それもハミルトンにしては痛かったのかなと思います。そしてもちろん、ペレスの働きと、ボッタスが角田に引っかかったのが大きかったですね。
VSC解除直前は23秒差だったのが17秒になっていますが、VSC中の走行ペースは70%なので、23×0.7=16で計算上はそんなに誤差はない気がします。
VSCも解除になった瞬間にどこにいたかで少し損得が出るので(LEDパネルが無い場所、減速フェイズに入る場所で解除だと損)、損得を最小限にするためにも無線で「GO!」を知らせた方が良い気がしますけどね。
ああ、なるほど。ペース落としてたからギャップが広がってたんですね。勘違いしてました。そりゃそうですね(笑)
サウジアラビアでもストレートで速いハミルトンがコーナー区間の連続するセクターでVSCが解除されて、ギャップが1秒から2秒へと広がってたりしてましたね。