2021
【2021 Rd.16 TUR】日曜 C・ホーナー代表「ストレート速度で15〜20km/hの不利を負っていた」
ーー今日はダメージリミテーションとして2位という結果に満足ですか?
「まさにその通りだね。2人揃って大量ポイントを獲得しコンストラクターズ選手権にも貢献してくれた。金曜の我々のマシンはウインドウを外れていたにも関わらず、金曜夜にエンジニアたちはかなり良い仕事をしてくれた。メルセデスAMGが最も速いサーキットでダブル表彰台を獲得しドライバーズ選手権のリードも奪い返すことができたんだから、我々にとってはポジティブなレースだったよ」
ーールイス・ハミルトンはピットインのタイミングを誤りましたが、レッドブルはどのように決めたのでしょうか?
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前のロシアでは、DRSトレインにいながらフェルスタッペンがボッタス抜いていたので、今回のはセッティング外した影響がトップスピードの差だと思います。
バックストレートでハミルトンがペレスに仕掛けた時のテレメトリーが動画でネットに出てたんで見たんですけど、ハミルトンは0.5秒後方にいながらペレスよりシフトアップが速かったので、トラクションの違いとスリップストリームの影響なのかなと。
一方でペレスがルクレール抜いたときも、ハミルトン同様に320くらいまで伸びてましたし。
川井さん風に言えば、15~20km/hもの差をパワーだけで説明しようとしたら、とんでもない馬力差になるはずなので。今回はグリップレベルの読み違いによるディレートもホンダはあったと思います。
実は追い抜きを仕掛けられたときには同じ最高速まで伸びているので、マシン差を埋めるために燃料を軽く積んで燃費セーブをしていたか、エネマネで違った使い方をしていたか、トラクション不足のクルマなので普段は立ち上がりで抑えめに走っていたか、最高速差の裏側にはパワー以外の何か理由があるのだと思われます。
ホーナー選手はこのように「ウソではないが決して事実でもないこと」を言ったりするので、その言葉の意味はしっかり吟味しないと印象操作されてしまうと思います。
燃料搭載量やエネマネとかの、そういう裏側もあるんですね。
割とホーナー代表のは話半分で聞くようにしてます(笑)。去年の開幕戦のフェルスタッペンのトラブルで、フライホイールに一切触れなかったので、割と重要なことを隠す曲者かもと思ってます。田辺さんの「硬いものが壊れた」という、言いたいのに言えないもどかしさを思い出しました。英国人特有の遠回しな言い方もありますし。
ホームストレートで並んだときは、最終コーナーをペレスは1速、アウト側のハミルトンは3速だったので、ペレスはトラクション苦しんでたんですね。