【特別記事】スチュワードのペナルティ裁定に一貫性を担保するFIA『Penalty Guidelines』
スチュワードのドライビングに対する裁定が『Driving Standards Guidelines(ドライビングスタンダード・ガイドライン)』に沿って判断されていることは、『F1LIFE』でも2024年の最新規定をお届けした通り周知の事実となっているが、ペナルティの内容についても『Penalty Guidelines(ペナルティガイドライン)』というものが存在し、スチュワードはこれに沿って各違反行為に対して罰則を科している。
そうすることで、有罪・無罪の判定だけでなく、ペナルティ内容についても一貫性を持たせるべく配慮されているわけだ。スチュワードは以前お伝えした通り主席が4人のうちから1人、補佐が今季はここまで5人のうち1人、そしてドライバースチュワードが4人のうち1人と、開催国スチュワードが1名という4名で構成されるため、構成メンバーが違っても同じ裁定になるよう全てはこれらのガイドラインと前例に沿って判断されることとなっている。
この『Penalty Guidelines』一般向けには公開されていないが、こちらも2024年にアップデートされて罰則が強化されている。2024年はバーレーンGPからシンガポールGPまでの18戦で129のペナルティ裁定が出されているが、全てがこのペナルティガイドラインに沿って罰則が決められている。その概要を解説しておこう。
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