【インタビュー】角田裕毅「無線で叫ばなくなったことがパフォーマンスに好影響を与えています」
日本GP直前の角田裕毅に、オーストラリアGPで7位入賞を果たせた原動力について、自分自身のドライバーとしての成長を聞いた。
【ドライバーとしての自分自身の成長】
ーー予選パフォーマンスの向上はドライバーの腕による部分が大きいと思うのですが、その要因は開幕前からクオリティにこだわっていたところでしょうか?
「特に意識しているわけではないんですけど、FP1から予選までの積み重ねがおおきいかなと思います。FP1からFP3までセットアップに集中して積み重ねていく中で、予選で最大限にプッシュする時に挙動が変わるか変わらないかということはFP1やFP2でそれくらいのプッシュをしなければ同じような挙動は出ないので、セットアプだけでなく自分自身のドライビングも(セットアップと)同じようなペースで積み重ねながらクルマを把握して自分で納得できるようなクルマに仕上げるようにしています。それによって過去3戦はフリー走行から予選の中で予選で一番良いマシンに仕上げられているので、そこが一番良かった点だと思います。例えば予選のセットアップやドライビング『ちょっとやり過ぎたな』『FP2やFP3の方が良かったな』というのはないですし、予選で全てをまとめ上げて一番良いマシンに仕上げられています。その分、僕も自信を持って予選アタックに臨めますし、クルマを信頼して思いっきり走れるので、そこが良いところかなと思います」
ーー自分自身としては昨年から今年への成長は?
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単純にレッドブルだけ目指してます!って公言する必要がないですよね。
何もいいことはない気がします。
マリオさんから教わったのかな。
あと、やっぱりサウジのは反省してたのね笑
そういうとこも大人になるのを期待してます。
反省点はバーレーンの無線&インラップですかね。
ライバルチームからオファーをもらえるくらいじゃないといけないし、そのオファーをレッドブルとの駆け引きにも使えますしね。
好循環が生まれている感じが伝わってきます。
鈴鹿も期待しましょう。
「速けりゃ良いんだ」とか「これが自分のキャラクターだから良いんだ」っていう自分基準じゃなくて、客観的な評価基準をきちんと反映させられるようになったのは、マネージメントのおかげでしょうね。自分の中での内的評価軸は重要だけど、今後のキャリアを考えれば「ドライバーとしての価値」には「速さ」以外にも様々な要素があるし、特にF1の場合はそうですから。
今年の角田選手、発言の内容がぐっと深くなっている印象を受けています。
いつかの配信で米家さんも仰っていた記憶ですが、物事を「俯瞰して」見ていると感じられます。
これだけしっかりとした話が聞けるのであれば、取材する側も楽しい(やりがいある)のではないかと想像しました。