REPORT【報道】
【インタビュー】小松礼雄ハース新代表「イタリア・イギリス2拠点制は問題だが最優先課題ではない」(中編)
1月10日にハースのチーム代表就任が発表された小松礼雄のインタビュー続編では、現在のハースが抱える技術的な問題点、これから小松新代表が進めていく組織改革について語ってくれてた。
イギリスとイタリアの2拠点が課題
ただしオフィス統合は最優先事項ではない
ーーまず目指すべき直近の目標は何でしょうか?
「まずはそれについてチーム内でしっかりとコミュニケーションを取ることでしょうね。イギリス(バンベリー)のスタッフたちとは話していますがまだチームの全員と話せているわけではありませんし、明日はイタリア(マラネロ)に行って設計部門や空力部門のエンジニアたちに会ってきます。その分野に対する理解を深め、根本的な問題は何なのか、どのようにそれを改善できるのかを考える必要があると思っています。今ここで『この3日間で分かった問題は……』みたいなことを言うのではなく、まずはそれをやって全体像を把握してからだと思っています」
ーーまだ構想を練っている途中ということですか?
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掲載ありがとうございます。小松さんの発想や考え方がすごくよくわかりました。
小松さんは「自分には分かっていないことや専門外なこともある」ことや、「何が分かっていないかも分かってない」ことも認識されていることを強く感じました。
この現状認識であれば、チーム内の様々な意見に耳を傾けられると思いますし、集まった意見をよく分析して的確な決断も出来そうに思いました。
なんだかとてもワクワクします。
今年のマシンの開発はかなり進んでいるでしょうから、結果が出るのは少し先かとは思いますが、シーズンを通して応援していきたくなりました。
(追伸:なんだか岩佐選手へのインタビューに通じる内容(=質の高さ)があるように思いました。)
めちゃくちゃ頭の良い人ですし、ものすごく合理的なものの考え方をする人なので、そういう人が周りに揃えばチームはすごく上向くと思います。
逆に、あんまり頭が良くない人は付いていくのがしんどいと思うので、そういう人たちが自然淘汰されていった先にどれだけ質の高い人材が残るかというところが勝負かなと思います。