REPORT【報道】
小松礼雄チーム代表就任、ハースの改革が始まる
1月10日、ハースはギュンター・シュタイナーを解任し小松礼雄エンジニアリングディレクターをチーム代表に起用すると発表した。シュタイナーの存在感が大きかっただけにこの発表は驚きを持って受け止められたが、2023年も最下位に終わってしまったチーム改革を進めるためには必要不可欠な判断だったと言える。
昨年末にハース低迷の理由を解説した記事の中で、以下のように述べた。
“現場のエンジニアリング陣はあくまで出来上がったマシンを運用する立場でしかなく、マシン自体が改善されなければ解決できない問題というのが大きく立ちはだかっている。現場と開発陣の風通しが良く現場からのフィードバックがスムーズにマシン開発に反映される組織であればこうした問題は解消されるのだろうが、現在のハースは組織としてそういった問題を抱えてしまっている。開発部門のトップにも責任はあるが、結局のところはチーム全体を統括するチーム代表に最大の責任があると言わざるを得ないだろう。そしてこの組織的問題が改善できなければ、ハースの浮上はそう簡単には進まないだろう”
まさにこの問題を解決するために、チーム代表交代を決断したというわけだ。
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詳しい解説ありがとうございます。
小松新代表なら組織改革をフェラーリだろうがホンダだろうが、勝つための選択肢としてくれることを期待したいです。
後は金銭的、政治的な要素も制約条件として加わってくるでしょうから、そういった所をどう上手く回していくのか楽しみです。
資金集めも大事な要素だと思うのですが、代表としてその辺の人脈は他の人に比べてどんな評価になるんでしょうか?
いずれにしても、ホンダとのパイプができる可能性があるのは頼もしいですね。
代表はハースの顔となる面があるでしょうから、メディアに対して相変わらずの辛辣なコメントが聞けるかどうかも楽しみです。笑
チーム内の評価は「小松親分!」みたいな感じなのかな?
Youtubeではどんな相性で呼ばれることになるのかも楽しみです。
>資金集めも大事な要素だと思うのですが、代表としてその辺の人脈は他の人に比べてどんな評価になるんでしょうか?
そこはチーム代表が自ら開拓できればそれも良いですが、基本的にはマーケティング部門の仕事になりますし、餅は餅屋で任せるのが普通ですね。
ホンダに限らず様々な企業、エンジニアやメカニックなどF1を目指す人など、日本にとって小松さんの存在は大きいでしょうね。日本人・日本企業だからと特別扱いをする人ではないですが、F1チームと話をする側が話をしやすくなることは間違いないですから。
「小松の親分」って分かるヤツおっさんだと思うので、なにか良いニックネームを考えたいですね(笑)。
ハースがゴリゴリのレース屋さんになるなんて楽しみでしかないです。
オーナーのハースさんマーケティングうまくなさそうだし、、マクラーレンのザクみたいに口がうまい人がいればなあって。。