【こぼれ取材メモ】20人が一斉にプレイ、F1 ESPORTS SERIESの盛り上がり（とそうでもないところ）

　最近では様々な分野で『ESPORTS（イースポーツ）』という言葉が定着しつつありますが、F1ももちろんその例外ではなく、昨年の最終戦アブダビGPではESPORTSの大会が開かれました。ESPORTSというのはいわばコンピュータゲーム（ビデオゲーム）によるバーチャルなスポーツ大会のことで、これは世界各地で行なわれた予選大会を勝ち抜いてきたファイナリスト20名による決勝大会という位置づけでした。

　アブダビGPが行なわれているヤスマリーナ・サーキットのピットガレージにこれだけの機材を並べ、バーチャルなESPORTS ながらF1マシンが走っているそのサーキットで開催することでリアリズムも演出してしまおうというもの。

　ゲーマーの間では定番となっている『PLAYSEAT』のステアリングマウント付きシート『Formula 1』（約12万9000円）の専用版に、これまた定番のスラストマスター社の本格的なステアリングコントローラー『TS-PC RACER』（約４万5000円）を組み合わせて構成された筐体。モニターはそれぞれステアリングコントローラーのすぐ後ろにマウントしています。これがズラリと20台も壮観です。