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【アプレゲールですいません。】日本は地の果て
P・ガスリー選手、S・クラーク エンジニアがスーパーフォーミュラを語る
今週末、菅生で開催されているスーパーフォーミュラの土曜会見で、ピエール・ガスリーとスティーブ・クラークがスーパーフォーミュラについて(聞かれて)語っています。
日本人としては外国人に「スーパーフォーミュラってこんなに素晴らしい!」って褒めて貰いたいという感覚は誰でも持っていると思います。が、2人ともこういう場ですからきちんと大人の発言をしていますが、簡単に言えば2人とも「ハイレベルだけど最優先の選択肢ではない」ということを言っています。
特にスティーブが話しているのがまさにヨーロッパ人の感覚をよく表わしていて、「日本食を好み、12時間超の飛行機良いどうも気にならないならぜひ」というのがまさにそれ。
僕らも「えっ、毎回日本から来てるの!? 飛行機12時間!? クレイジー!」って言われますからね。普段せいぜい2〜3時間の飛行機移動でヨーロッパ内を移動できてしまう彼らにとっては、12時間も飛行機に乗らなきゃいけない日本なんて「地の果て」っていう感覚ですから。実際、地図でも端っこの方にポツポツっとある小さな“島”でしかないし……。
日本食も今では高級な料理として人気ですが、それでもやっぱりヨーロッパの人たちが食べ慣れているものとは明らかに違った異文化であり、日本に来れば国全体がそういう異文化の塊だっていう意識は彼らの中で根強くあるし、スティーブが日本食を例に挙げて言いたかったのはそういうことでしょう。
とにかく、日本ってヨーロッパからみれば地の果てだし、文化的にも理解不能。それがヨーロッパの大半の人にとってのイメージというか感覚なのです。
(text by 米家 峰起)
島国の日本の住人ヨーロッパの人達との考えの違いや日本の文化が独特な事は理解できます。
別に人それぞれだから構わないけど、その2,3時間で行き来できる範囲の文化圏が全てと考えてるというのは今どきにしては頭が硬いなぁと思いました。
ま、実際日本は遠いんですけどね(笑)
自分たちの白人社会が世界で一番だと思っている人たちですから、「その他」に対する距離はものすごく遠いですね。
その根底にあるのは「その他」は自分たちより下だという偏見だと思います・・・。