【アプレゲールですいません。】中国の方が先を行ってました
オーストラリアGPは安かった中国国際航空での取材旅行で、帰りの月曜の夜は上海で1泊。どうせならもうこのまま中国GPをやっちゃって欲しいくらいでしたが、それはそれで死にそうなので、いきなり連戦じゃなくて良かったかも。当初の暫定カレンダーでは連戦でしたが、税関の問題で中国GPが後ろにズレたんでした。
その一足先に立ち寄った上海で、ちょっとビックリしました。
まず空港からタクシーに乗ると、「後ろの座席でもシートベルトをしてください」と言われました。「え、シートベルト?」と驚くと、「一昨日から法律が変わって、シートベルトをしてないと54元の罰金が科せられることになったんです」とのこと。中国のタクシーなんてシートベルトをしようがしまいがそれくらいじゃどうにもならないくらい危険なことに変わりないと思いますが、罰金はイヤなので即座にシートベルトをしました(笑)。
で、ホテルに着いて晩ごはんを食べにいって、これまたビックリ。やけに壁に「禁煙」の貼り紙が多い、それも手描きばかりと思ったら、これも2週間ほど前から施行されたばかりの新しい法律だそうで、上海のレストランは全て屋内禁煙になったんだとか。
日本は2020年の東京オリンピックに向けてやるとかやらないとかどうのこうの言ってますが、中国ではあっという間に先にやっちゃってるというのがなんとも面白いですね。僕は個人的にはタバコの煙が漂っているところで食事なんてできないと思っているので、この判断には大賛成です。東京でも行きたくても行けないレストランとかたくさんあるので、早くこうしてもらいたいんですけどね……。
ちなみに、F1で回っている世界各国を見ても、レストランで喫煙ができる国なんてほぼゼロじゃないかと思います。まさか中国の方が日本より先にそうなるとは思ってもみませんでしたが、タバコ吸いたいなら外に行って、というのがほぼ世界共通のルールだと思います。
(text and photo by 米家 峰起)
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