【リアルスコープ】ハミルトン“Snapchatゲート”が浮き彫りにしたFIA会見の問題点
日本GPのFIA木曜会見中にルイス・ハミルトンがiPhoneで自撮りをして批判されることになりました。彼が会見の冒頭に自撮りをするのはよくあることで、FIA会見だけでなくチームのホスピタリティユニットで行なうカコミ取材でも後ろを向いて記者たちと一緒に自撮りをしたりといった茶目っ気をみせることもよくあります。我々もInstagramとかにアップするんだろうなぁと生温かく見守っているんですが(苦笑)。
しかし鈴鹿の木曜会見で問題になったのは、ハミルトンがしつこく何度も自撮りをして、SnapchatというSNSアプリらしいのですが、ウサギの耳やキラキラのお目々が付くエフェクトにハマって爆笑していたこと。さらにそれをアロンソやサインツなど他のドライバーも巻き込んでやってしまったこと。どうやら笑いのツボに入ってしまったようで、最後は机に突っ伏して顔を隠しながら肩を揺らして爆笑していました。
他のドライバーが回答している間にやっていたので、確かにその間はハミルトンは関係ないとはいえ、こうした態度は何十年もこのスタイルで取材を続けてきたベテラン記者たちにとっては非常に無礼なものと映ったのです。結果、非難が集中してSnapchatゲートと呼ばれる事態になり、土曜日にはチームのカコミ取材も途中で打ち切って帰るという事態にまで発展しました。
ハミルトンは「こんなこともう何年もやっているし退屈だ。何か新しいことが必要だ」と反論しましたが、確かにその通りだと思います。
それを理解するためには、そもそもFIA会見がどんなものかということを説明しなければなりません。
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