REGULAR【連載】

20160108-00

 

 年明け早々にメルセデスAMGからメールが来ていました。何事かと思って見たら、リマインダー。去年の年末に送ったアンケートの期限が今日までだから忘れないでね、っていうメールでした。

 

 そうそう、12月にメルセデスAMGのプレスオフィサーからメールでアンケートのお願いが来ていたんでした。

 

 どういうアンケートかというと、メルセデスAMGの広報活動を評価してくれというもので、メール内のリンクをクリックしてオンラインで答えていく方式。

 

20160108-01

 

 自分がどんな媒体で何年くらい仕事をしているかといったような自己紹介的な質問から始まって、チーム広報の対応とか態度が公平であったかとか敬意があったかとか、協力的であったかとか、メールを送ったときの対応が速かったかとか、はたまたあなたが欲しいのはどんな情報ですか?(項目はドライバーの意見、クルマのセットアップ、レース戦略、チーム首脳陣の意見、パワーユニット、空力などなど)とか。SNSの情報や広報サイトの使い勝手はどうですか?などの質問も。

 

 最後の方には「チームからの情報を信用していますか?」「信用していないとしたら、例えばどんなこと?」とか、「チームが成功を収めたこの数年でどのように変わったと思いますか?」「メルセデスAMGを一言で表わすとしたら、どんな単語か3つ挙げてください」などなど、結構突っ込んだというか、ぶっちゃけて書いて欲しいんだというのが伝わってくるような設問がズラり。

 

 メルセデスAMGが勝ちすぎてF1を面白くなくしているという批判もあるせいか、本気で率直な本音の意見を求めているようです。広報部の対応や態度もきちんとメディア関係者に確認して向上させたいという意気込みが伝わって来ます。

 

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 こういうのって、外資系ならではというか、日本の企業ではまずあり得ないことですよね。日本企業がやるとしたら、本気で答えを知りたいというよりも、上司への報告のために必要だとか、自分たちの実績を数字で表わすために必要だといったような理由で、だからこそ当たり障りのない設問項目に終始してしまうという感じになるはず。

 

 それに較べれば、多少手間はかかるけど、メルセデスAMGのアンケートは決して気分の悪いものではありませんでした。むしろ、我々に対するサービスを向上させたい、なるべく我々の意向に沿った広報活動をしたいという目的があってやっているわけだから、こちらも積極的に意見を述べなきゃなという気持ちになりました。

 

 まぁ、実際のところメルセデスAMGの広報対応ってそんなに悪くないんです。ドライバーや首脳陣のインタビューも、個別対応は無理にしても、各曜日できちんと時間を割いてくれたりしますからね。元々広報活動に積極的なチームだからこそこういう向上心を持っているし、それを反映させてさらに良くなっていくし、という好循環になるのでしょう。逆に、この1〜2年で広報メンバーがガラリと変わってしまったレッ●ブルなんて、広報が首脳陣やドライバーの発言をコントロールできなくてルノーとの間であんなことになってしまったりもするし、広報対応が悪ければメディアも寄りつかなくなってしまいます。

 

 こうやってどんどんチーム間の格差って開いていってしまうんだなぁと、改めて感じました。

 

20160108-03

 

(text and photo by 米家 峰起)

 

 

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