【アプレゲールですいません。】スーパーフォーミュラが面白くない
この土日は東京の自宅でスーパーフォーミュラをテレビ観戦しました。生中継で全部見たのは初めてです。ここまで全部のレースがF1と被っていて、ドイツGPがキャンセルになった週の富士のレースは現地に行ったので、テレビ観戦は初めてというわけです。
正直言って、全然面白くありませんでした。まぁオートポリスが極端に抜きづらいサーキットだというのも原因のひとつなんでしょうけれど、とにかくテレビ中継のテロップが少なすぎて、レース状況が全然わからないのが一番の問題です。ピットストップした後の小林可夢偉がなぜペースが遅いのか(ロッテラー選手に引っかかっていたみたいです)、というかペースが遅くなっていることすらわからない。
映像もなければタイム表示もないので、全く見えてこないんですね。現場にいればタイミングモニターが表示されているんでしょうけど、スーパーフォーミュラはウェブサイト上にF1のような計時情報の配信もないし、スーパーGTのようなアプリもない。だから各車のタイム差とかラップタイムが全然わからないし(ごくたまに表示されるテロップだけ)、各ドライバーの駆け引きも見えてこないし、バトルがなければ見た目上の面白さもないから、正直言ってものすごく退屈でした。
予選もテレビで観ましたけど、これも計時情報がほとんど表示されないので、誰がどこを走っているかわからないし、どんなタイムで走って来ているかも分からない。だから、タイムが更新されるかも!というドキドキ感も全然ないわけです。
コースサイドのカメラの台数が少ないとか、オンボードカメラの映像がリアルタイムで放送できないとか、無線の音声を流せないとか、予算の都合上できないこともたくさんあると思います。でも、タイミングモニターはサーキットでも流れているんだから、それをそのまま流せばいいんじゃないの?って思っちゃいました。じゃないと、面白いと言われているそのスーパーフォーミュラの面白さが全然伝わってこないですから。
まぁ、F1もそうですが、そうまでしないと伝わらない面白さではダメなのかもしれませんけど、ライブタイミングって、少なくともレース好きにとっては最低限必要な情報だと思うんですよね。
あとはまぁ、ドライバー名の3文字表示はワケわかんないからやめてほしいかな(笑)。
(text and photo by 米家 峰起)
P.S.
書き入れ時でメチャクチャ時間がなくて、スーパーフォーミュラも時間を作って見ているような状況なのに、慌ててシンガポールGP前の買い物に出かけたら、東京駅の構内(!)でWTCC帰りの吉本大樹選手にバッタリ出くわしました。もてぎから新幹線で帰ってきてタクシーに乗ろうとしているところだったそうで。世間ってホント狭いんだなぁと痛感しました(笑)
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