2019 Rd.17 JAPAN

 

 第17戦日本GPではポールポジションのセバスチャン・フェッテルがスタートで出遅れ、バルテリ・ボッタスが3番グリッドからトップに浮上。想定よりもデグラデーションが大きかったため事前予想の1ストップ作戦とは異なり各車が2ストップ作戦に切り替える中で、ボッタスは危なげのない走りで最後まで首位を守って第4戦アゼルバイジャンGP以来の勝利を収めた。

 

 ルイス・ハミルトンは第1スティントを引き延ばして1ストップ作戦でボッタスと優勝争いをするチャンスに賭けたもののタイヤのデグラデーションはやはり大きく2ストップ作戦を余儀なくされ、第3スティントでミディアムを履くフェッテルに対しフレッシュなソフトのハミルトンはタイヤの差を生かしてコース上でフェッテルを抜こうと試みるが抜ききれず、フェッテル2位、ハミルトン3位という結果に終わった。

 

 レッドブル・ホンダは予選でフェラーリに0.787秒という大きな差を付けられ、決勝ではマックス・フェルスタッペンがスタート直後のターン2でシャルル・ルクレールに接触されて大きなダメージを負い後にリタイア。スタートでホイールスピンが多く出遅れたアレクサンダー・アルボンは4位まで挽回するのが精一杯だった。

 

 中団グループでは今回もマクラーレン勢がトップを走りカルロス・サインツが5位。しかし後続のピエール・ガスリー、レーシングポイント勢、ルノー勢なども僅差で続いた。

 

 その日本GP決勝の全ドライバーの全ラップタイムをグラフ化し、各マシンのペースを分析する。

 

 

 全車全ラップタイムをグラフ化したのがこちら。グラフの縦軸がラップタイム、横軸が周回。グラフの上に行くほど速く、下に行くほど遅い。

 

 全体的にいつもほど上位3チームと中団グループの差が開いていない。予選では大混戦となる中団グループだが、決勝ペースでは二分化が進みつつあり中団上位勢はトップグループに近いペースを見せつつあるのがここ数戦の傾向だ。

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