2019 Rd.16 RUSSIA
【Rd.16 RUS・土曜】ホンダ田辺豊治TD「ICEに今年初のトラブル。根本設計の問題ではないと考えていますが……」
ーーまずフリー走行3回目でダニール・クビアトのマシンがストップしましたが、何が起きたのでしょうか?
「クビアトのパワーユニットが壊れまして、調べているんですけどここではやりきれないところがあるのでHRD Sakuraに返して調べることになりました。新品のスペック4を投入することにしましたが、予選に向けて時間が足りなかったので早い段階で予選に出ることは諦めて、決勝に向けてしっかりとクルマを組み立てようという判断をしました。クビアトは昨日も走れていませんし今日のFP3も走れていませんでしたから、ちょっと難しいと思いますが(決勝は)『頑張るよ』という話をしていましたし、我々としても出来るところまでキャリブレーションや今まで積み重ねてきたものをしっかりと検証した上で決勝に臨みたいと思っています」
ーーさらに新品を投入したのは、今後に向けたやりくりを考慮してのことですね。
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2017年ごろ?に「コネクタ不良でセンサー異常値出してICEが壊れて」なんてことがあったような、、。似たような原因でしょうか。
でもなぜクビアト車ばかり続いていろいろ起きるのでしょう。今年はこんなことは起きてなかったのに再発。新しいエンジニアが加わって引き継ぎできてない、とかでしょうか。
もちろんPU側原因もあるでしょうが、クビアト車にばかり起きる、、と言うのが変ですよね。
PU側調査だけでなく、クビアト車用の工具、測定器、校正用ツール、担当エンジニアがそれらをどう使っているか、なども再チェックした方が良さそうです。ホンダ側も「そこは責任分界点の範囲外」なんて言わないで、お互いに相手の責任範囲に踏み込んで注意しないと「スペック4ではそこの締め付けトルク変わってる」なんてことが伝わってないのでは、、。
なんて、私のような素人が気にする前に対策済なんだと思いますが、どうにも心配で(笑)。
頑張れ、ホンダ。
追記です。
これも想像ですが、クビアト車にいろいろ起こり始めたのは、8月5日ホンダのメカニック中野さんが日本に戻るとの記事が出た後のレースから?のような気がするのですが、思い過ごしですかね。長く現場にいることで会得された「トラブルになりそうな事を想定してそれを避ける対応力」(?)はそう簡単には引き継げそうにないでしょうし。
あるいは、中野さんが(表面上には現れない形で?)責任分界点を越えていろいろ気配りやサポートしていたとすると、それが無くなることでトロロッソからすると「サポート品質が下がった」などと思われているかもしれないですね。本来、ホンダの範疇ではない範囲だとすると後任の担当者の問題ではないのですが。
そういった職人的な技みたいなのは何かあったかも知れませんね。
まぁシンガポールとロシアで出たのは車体側の問題でしたし、FP3のPUトラブルもファクトリーで組まれたICEの内部的なものだったようですから、現場のホンダスタッフがどうという話ではないのかもしれませんが。。。
返信ありがとうございます。FP3のトラブルはICE内部だったんですね。了解です。