【Rd.6 MCO】モナコGPのF1ファンゾーン散策、伝統の一戦は独自路線

　モナコGPの舞台、モンテカルロ市街地サーキットのF1ファンゾーンをご紹介しましょう。グランプリの華と称されるモナコGPは、カレンダーの中でも特別な存在。FOMの管轄によるファンゾーンではなくモナコGP主催者ACM（モナコ自動車協会）による独自のファンゾーンがコンダミーヌ地区の街中に展開されています。

【コンダミーヌ地区】

　フランス国鉄SNCFのモナコ・モンテカルロ駅で降りると目の前にはすぐにモナコの街並みとファンゾーンが広がっています。ターン1のサンデボテから左へ曲がりボーリバージュの反対側へと伸びるグリマルディ通りがメインの公式グッズショップが建ち並ぶエリアとなっています。パドッククラブのゲスト用の観戦スイートをターン1手前に用意しているチームも多く、中には空いたセッションだけ個別に有料で観戦スペースを提供してくれるところもあり、その呼び込みも見受けられます。

　メインストレート中程から山側へ伸びるプランセス・カロリーヌ通りも同じように道の両側にグッズショップが建ち並んで賑わっていますが、こちらは公式グッズショップではなく独自でグッズを販売するお店のテントがほとんど。非公式のグッズやミニカー、商標も何もない「MONACO」グッズなどです。レストランやカフェもたくさんあり、F1関係者が歩いていることもしばしば。