2017 Rd.14 SINGAPORE
【Rd.14 SGP 徹底分析】RB13と直接比較、MCL32の空力性能不足が露呈
シンガポールのマリーナベイ・ストリート・サーキットにおいても車体性能で上位勢に大きく後れを取ったマクラーレン・ホンダMCL32だが、それを如実に表わしているのがレッドブルとのセクタータイムと速度比較だ。
端的に言えば、最高速も各セクターの通過速度もレッドブルとマクラーレンはほぼ同じなのに、セクタータイムはMCL32の方が1.3〜1.7%も遅かった。つまり1.365秒の差はほとんどコーナーで失っているタイムだと言えるのだ。
予選2位のマックス・フェルスタッペン、7位ニコ・ヒュルケンベルグ、8位フェルナンド・アロンソ、9位ストフェル・バンドールンの各セクタータイムと通過速度、そしてターン1の150m手前にあるスピードトラップの数値を比較すると、以下のようになる。
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セナ時代の McLaren Hondaも、他車に比べてリアウイングが立ったクルマで、空力効率が悪く、セナがもっとパワーを!っていつも言ってた。
この傾向は今でも同じに見える。それでも前はホンダのパワーと信頼性で勝っていた点は違うけど。MercedesがいなくてFerrariは壊れまくってたし。
ドラスティックにRed Bull的なクルマにはできないものなのだろうか?
しようとしてるけど前年のを下敷きにするからできないのか、今の設計を追い込んだら速くなると信じてるのか、よくわからない。