【Rd.8 AZE 金曜】ホンダ長谷川総責任者「スペック3の効果に手応え。しかしオーバーレブでもう使えない可能性も」
アゼルバイジャンGPに“スペック3”を投入したもののFP-2の最後に派手に白煙を上げてストップ。フェルナンド・アロンソ自身が「エンジン、エンジン!」と言ってマシンを止めたためまたしてもエンジントラブルと思われたが、実際にはギアボックストラブルだった。
その余波が思わぬかたちで現われそうだ。ホンダは新スペックの出力向上が期待通りのものであったことを確認したものの、ギアボックストラブルによる影響を考慮して土曜日以降は旧スペックに戻し、場合によってはこのICEはもう二度と使えない可能性もあるという。
スペック3の感触とトラブルについて、ホンダの長谷川祐介F1総責任者に聞いた。
ーーまずフェルナンド・アロンソ車がFP-2で止まってしまいました。何が起きたんでしょうか?
「駆動系ですね。どの部品が壊れたのかはまだ知りませんが、完全に壊れていたみたいですね。エンジンではないです」
ーーギアボックストラブルでもあんなに白煙が上がるものなんですか?
「多分、漏れ出たギアボックスオイルがエキゾーストに掛かったとかで燃えたということだと思いますね」
ーーこれによるパワーユニット側への影響はない?
「あります、それが気になっていることです。全開で走っている時にギアボックスが壊れて完全に駆動がすっぽ抜けちゃったので、瞬間的にオーバーレブしているんです。明らかにオーバーレブしちゃってます。交換によるペナルティがあったとしても(すでにたくさん受けているので)全然気にしないんですけどね(苦笑)」
ーーオーバーレブというのはどのくらいのレベルのものだったんですか?
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