【Rd.6 MCO・日曜】S・フェッテル「戦略はレース前に決まっていたこと。まさかオーバーカットが成功するとは思わなかった」
モナコGPで見事な逆転優勝を果たしながらも、チームオーダーではないかという疑惑の目を向けられたセバスチャン・フェッテルだが、この見方を完全に否定した。
3位以下の後続がピットインすれば先行車が先にピットインし順位を確保するのはレース前から決まっていたことであり、リアタイヤがタレてペースが落ち始めていただけに当然の判断だったという。その一方で2位を走っていて失う物がない自分はギャンブルでステイアウトし、オーバーカットが成功したのだと説明した。
ライコネンの気持ちは良く分かると敬意を表することも忘れなかったが、自身としてもライコネンの前でコースに戻れたことは予想外だったと語った。(本文:3005文字)
ーーモナコでの優勝はあなたにとって2011年以来2度目、そしてフェラーリにとっては実に2001年以来のこととなります。今の気分は?
「言葉で言い表すのは難しいよ。表彰台に立って下を見るとチームのみんなが大喜びでイタリア国歌を合唱していて、本当に素晴らしい気分だったよ。最高の瞬間を生きているという気分だったし、この記憶は永久に忘れないだろう。勝てたのはあの(ピットストップ直前の)2〜3周の速さのおかげだったと思うし、今日の自分のパフォーマンスにはとても満足している。できる限りのプッシュをしたけど、あそこまで速かったこと、そしてキミ(・ライコネン)の前でコースに戻ることができたのには正直自分でも驚いたくらいだよ。もちろんキミが全くハッピーじゃないことは分かっているし、当然のことだと思う。彼へのリスペクトは忘れないよ。僕だって彼の立場だったそうだっただろうしね。でもチームにとっては最高の結果だったと言うべきだろう」
ーー2人の順位が入れ替わったピット戦略は、あなたを勝たせるためのチームオーダーではないかという見方もありますが?
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