【Rd.6 MCO・日曜】メルセデスAMG「今のわれわれは“負け犬”だ」
モナコGP決勝のフェラーリの戦略がセバスチャン・フェッテルを勝たせるためのものであったのではないかという疑念が広がっているが、メルセデスAMGMのトト・ウォルフはそれを「組織的なものではないと思う」とはしながらも、ライコネンに先にスーパーソフトを履かせてそのペースが遅いのを見てフェッテルをウルトラソフトのまま走らせたという見方をしている。
一方で、メルセデスAMG自身はマシンは速かったもののタイヤを正しいワーキングレンジに入れることができなかったことが不振の理由の全てだとし、今の自分たちを“負け犬”だと認めた。
ーー戦略によっては表彰台の獲得は可能だったのでしょうか?
「いや、我々はマックス(・フェルスタッペン)に対してポジションを守るか、ダニエル(・リカルド)に対してポジションを守るかを選ぶしかなかった。マックスがピットインした時、バルテリは『タイヤがタレ始めている』と訴えていた。実際に2〜3週前からセクター2のタイムが大きく低下して、ラップタイムもかなり落ちてきていたんだ。だからマックスのアンダーカットの動きに対して防御するためにピットインするしかなかった。あとは(前がクリーンエアになった)ダニエルがウルトラソフトでもっと速さを引き出さないことを祈るしかなかったけど、彼はそれをやってのけた。首位のセバスチャンに匹敵するペースの素晴らしい走りだった。つまり、その時点でレッドブルのどちらかには先行されてしまうというのは分かっていたんだ」
ーーある時点ではフェラーリまで2秒差にまで迫っていたのに、どうして彼らに対してアンダーカットを仕掛けなかったのでしょうか?
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