【ブラジルGP】2016年11月12日（土）取材日記「長谷川さん、なんて誠実な人なんだ……」

　土曜日は1日雨でした。それも普通の雨とは少し違って、ふわ〜っと大気中に水分が舞っているような霧雨。これじゃ傘も意味ないし、気づけば体中がぐっしょりと湿っているような感じ。

　そんな中でも午前中のFP-3はコースサイドに行ってきました。ドライバーたちも“オールドスクール”なサーキットが良いと言いますが、コースサイドに観に行くのだって最近のティルケサーキットよりもこういう古くさ〜いサーキットの方が見応えがあります。コースとの距離が近いし、自然のアップダウンがあったり、なんともいえない味があるんです。言うなれば、コースとF1マシンが風景に溶け込んでいる感じとでもいいますか。逆に最近のサーキットは何もかもが人工的で、コースだけが味気なく浮いているような感じがしますね。