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【スペイン・GP2】松下信治、レース1「何もかもが噛み合わなかった2日間」

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20160517-01

 

ーーGP2の開幕戦ですが、8番グリッドからスタートで出遅れて12位フィニッシュという残念な結果に終わってしまいました。

「今日は何も言うことはありません……。スタートは良かったんですけど、その後にターン5でジョーダン・キングと争っていたら、後ろからカナマサスがボカーン!って突っ込んできてアウトから当てられて、ホイールのリムが割れて空気が抜けちゃったんです。ぶつけられたときはハンドルがこんなになってましたからね(といって大きくステアリングを反対に切るしぐさ)。データを見たら内圧が半分以下まで下がった状態で走っていました。パンクしなかったのが奇跡的なくらいですけどね」

 

ーーフロントウイングの翼端板の部分が割れているのも?

「そうです、その時当てられた衝撃のせいだと思います」

 

ーーレース終盤にこれからプッシュというところの24周目にセルゲイ・シロトキンがスピンしてセーフティカーが導入されたけど、このピットストップで前のアルテム・マルケロフは7位でコース復帰したのに、松下は6位から13位まで後退。何が起きたの?

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