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【オーストリアGP・現地直送便】『THE RED BULLETIN』オーストリアGP日曜版

【オーストリアGP・現地直送便】『THE RED BULLETIN』オーストリアGP日曜版

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 オーストリアGPの週末は、レッドブルの地元ということで『THE RED BULLETIN』も毎日発行されました。今回はその日曜版をご紹介しましょう。

 

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 日曜版(=日曜の朝に発行)の表紙は、まだ予選が終わっただけでこれから決勝だというのに、「ハミルトン優勝!」。予言ではなくて、予選でのあまりの強さに、「シュピールベルグ(レッドブルリンク)でも、シルバーストンでも、モンツァでも、シンガポールでも、鈴鹿でも、アブダビでも、2015年も2016年も17年も18年も19年も…」という、皮肉を込めたディスり方。ある意味では投げやりな見出しです。

 

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 最初のページはイギリスの大衆紙『The Sun』をパロったゴシップ風の記事。ドライバーたちがコラにされてます。ヘヴィメタルに目覚めたリカルド&マッさん、ホントに師匠っぽくなっちゃったマルドナド師匠などなど。

 

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 クイズのページは未来のF1に関するもの。もちろんパロディです。

 

 キミ・ライコネンが2019年のタイトルを剥奪されたのはなぜ? A:FIA表彰式にゴリラの格好で出席したから。B:FIA表彰式にゴリラの格好でトナカイに乗って出席したから。C:最終戦から1カ月後もまだお祝い(飲み)に忙しくてFIA表彰式に出席できなかったから。

 

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 5ページ目は最初の女性F1ドライバー、マリア・テレサ・デ・フィリッピスの記事ですが、左下の1950年、2015年のステアリングとともに、2070年のステアリングとして超シンプルなオンオフスイッチが描かれているのがシュールですね。2070年には自動で運転できるんでしょ?みたいな。

 

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 2026年のF1は“燃料”が残っている地域だけで行なわれることになる。つまり中東諸国だけ。えっ、燃料ってガソリンのことじゃないですよ、“お金”です。

 

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 日曜の虚構インタビューは、ターミネーターが未来のF1を語るというもの。アーノルド・シュワルツェネッガーさんはオーストリア出身なんです。日曜にはゲストとして来場するという話もありましたが、どうやら来なかった模様です……。

 

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 レジェンドのページはなぜかダニール・クビャト。そうそう、モナコでも勝ちましたしね……って、コラージュじゃん! 2016年にモナコを制し、史上最年少でチャンピオンになったと書いてあります……。

 

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 センターページはグリッドガール勢揃い! 1コーナーでこれだけ揃うと大迫力です!

 

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 左ページはドライバーの表向きの言葉と本音の対比。右ページはシュピールベルグのうんちくです。

 

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 こちらもシュピールベルグの観戦のついでに楽しむべきあれこれの紹介。地ビールに、オベリスクスタイルの料理に……。右ページは、このドライバーならこんなタトゥーをしているはずだ!というかなり力業な感じの企画です。

 

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 2005年のレッドブルテン回顧企画もこれで最後。あっ、トヨタの冨田さん懐かしい!

 

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 土曜日のオフトラック写真。F1にルマンにと大忙しのスケジュールをニコ・ヒュルケンベルグがこなせたわけは、分身の術だった!みたいな。

 

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 こちらもこの週末を通してテーマとして扱われていた「未来のF1像」。ヘルメットに埋め込まれたヘッドアップディスプレイで走ったりアングリーバード(ゲーム)をやったりグリッドガールにメールが送れたり、みたいな。フライアウェイ戦はお金がかかるので、毎回同じところでやって景色はホログラムで写しちゃえとか、ゴーストカーが登場したりとか、ドライバーなしのクルマが走ったりだとか。

 

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 最後に「昔と今」企画で2014年と2025年の記者会見。そう、違いなんてありません。だって、チームもみんな努力してF1を面白くしようとしているし、最高のファンがいて、みんながレースに信頼を寄せているんですもの! という、壮大な企画のオチでした。

 

(text and photo by 米家 峰起)

 

 

 

 

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