【オーストリアGP・現地直送便】マテシッツがF1を運営すべき? オーストリアGP成功に見るFIAとFOMの問題点
チケット売り上げの不振が伝えられていた復活2年目のオーストリアGPですが、生憎の曇り空にもかかわらず日曜には大勢の観客が詰めかけて大いに盛り上がりました。サーキット周辺のキャピングサイトや駐車場もクルマで一杯になっていて、イギリスやドイツと同じようにレースを楽しむ雰囲気が溢れていたのも好印象でした。
去年は決勝前にオーストリアにゆかりのあるレジェンドマシン&ドライバーがデモ走行を行なって大いに盛り上がりましたが、今年はニキ・ラウダだけでなくネルソン・ピケやアラン・プロスト、ジャン・アレジ、リカルド・パトレーゼなどオーストリアに限らず歴代の名車&名ドライバーによるデモ走行で会場を沸かせました。土曜夕方のリハーサルの模様も一般公開されて、ここでブローしてしまったフェラーリF187(ゲルハルト・ベルガー)の走りはここでしか見られなかったというレアな場面もありました。
さらにはレッドブルの総帥ディートリッヒ・マテシッツのコレクションである飛行機の数々も飛来してデモ飛行を行ないました。昨年は木曜と日曜のレース後に渋滞が見られたサーキット周辺のアクセスも、今年は最寄りの高速道路の出口を閉鎖して導線を整理するなど、ほぼ混乱のないオーガナイズが実現していました。周辺には宿泊施設が乏しいレッドブルリンクですが、キャンプサイトはサーキットのすぐそばにあったり、グラーツやウィーンなどの大都市からシャトルバスでの観戦ツアーがあったりと、快適な観戦が可能な工夫がなされています。
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