RACE【レース】

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 毎年カナダGPにお手製のフェラーリマシンをかぶって登場する名物おじさんがいます。北米のF1ファンの間でも知られた存在のおじさんで、今年も2015年型マシンを引っさげて現われたおじさんは、ピットウォークでも記念撮影をお願いするファンにひっきりなしに囲まれていました。そのフェラーリおじさんを直撃してみました。

 

 おじさんはアメリカのフロリダ州タラハシーというところに住んでいるキム・レイマーさんで、毎年フェラーリの最新型F1マシンを自作してグランプリの現場に現われます。マシンはいつも最新型で、微妙なフォルムまで特徴を良く捉えていて、なおかつ頭にかぶれるように中央部に穴が空いています。

 

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 どんなふうに制作しているのか、聞いてみました。

 

「僕にとってはこれで12台目のフェラーリマシンなんだけど、制作はプラ板や樹脂パテを使って行なうんだ。制作時間は全部合わせると120時間くらいかな。新車の写真が最初に発表された時から正面、横、後方などの写真を頼りに作り始めるんだけど、その段階では本当のディテールまでは分からない。細かなところまで手をつけられるのは、実際のグランプリ本番のフリー走行が始まってからだね」

 

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「特に特別難しい所っていうのはないんだけど、そうだな……意外とペイティングするのが難しいんだ。ロゴもすべてハンドペイントだしね。どんなふうに塗り上げようかというのは、2日くらいじっくりと考えてから塗装し始めるよ」

 

「グランプリ会場で僕を見かけたら、みんな気軽に声を掛けてくれよ!」

 

 と、言ってるそばからどんどんファンの人がやって来て、全員ににこやかに対応するフェラーリおじさん。おじさん自身もそういう交流を楽しんでいる様子です。

 

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(text and photo by 米家 峰起)

 

 

  

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