【戦略予想】1ストップ作戦中心の抜けないレースに?【2026 Rd.12 NLD】
オランダGP決勝では1ストップ作戦と2ストップ作戦の両方が考えられる。しかしオーバーテイクが難しいことから、1ストップ作戦がプランAとなる可能性が高い。
【最速戦略はミディアム〜ハードの1ストップ】
【最速戦略:C3(ミディアム)〜C2(ハード)】
・計算上は1ストップ作戦が最速
・オーバーテイクが難しく、2ストップではトラフィックに捕まるリスクが大きい
・多くのチームがC2(ハード)を2セット残していることも、この戦略を後押しする
・C2(ハード)は長いスティントに対する安心感があり、摩耗をそれほど気にせず走れることが大きなメリット
【代替案1:C4(ソフト)〜C2(ハード)】
・こちらも選択肢として有力
・C3(ミディアム)〜C2(ハード)に対して、全体でわずか約1秒遅いだけ
・スプリントレースでC4(ソフト)のデグラデーションが想定以上に小さかったため、現実的な選択肢になった
【代替案2:C3(ミディアム)〜C4(ソフト)】
・最速のC3(ミディアム)〜C2(ハード)より約7秒遅い
・C4(ソフト)のペースのメリットよりも、後半のパフォーマンス低下のデメリットが大きい
【2ストップ案1:C3(ミディアム)〜C2(ハード)〜C4(ソフト)】
【2ストップ案2:C4(ソフト)〜C3(ミディアム)〜C3(ミディアム)】
・純粋なタイム差は小さいものの、トラフィックのリスクがあるため推奨度は低い
・ピレリとしては積極的には勧めていない
【デグラデーション】
・C3(ミディアム)とC4(ソフト)のデグラデーションはほぼ同等
・C2(ハード)は実走データこそ少ないものの、C3(ミディアム)とC4(ソフト)よりかなり安定したコンパウンドと予想されている
・低温コンディションのため、比較的低い温度域で機能するC4(ソフト)が想定以上に可能性もある
・リアタイヤのオーバーヒート(セットアップによっては左フロントタイヤにも負荷)
・路面が粗くグリップレベルが高いためグレイニングの問題はなし
(text by 米家 峰起 / photo Pirelli)


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