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【予選】アントネッリ史上最年少PP獲得、ラッセル問題に泣くも2位【2026 Rd.2 CHN】

2026 Rd.2 CHINA

 3月14日現地時間15:00、第2戦中国GPの予選が行なわれた。気温は17.7度、路面温度は32.2度。風は依然としてメインストレートが追い風で2〜5m/s。

【Q1】下位3チーム6台が敗退

 Q1開始の5分も前からピット出口に中団グループの各車が並んで待機し、セッション開始と同時に続々とコースインしていく。

 レッドブル勢は新品ミディアム、ルイス・ハミルトンは中古ミディアム、レーシングブルズ勢とアウディ勢、ウイリアムズ勢、アストンマーティン勢、フランコ・コラピントは新品ソフト、それ以外は中古ソフトで最初のアタックに臨む。

 6分が経過したところでメルセデスAMG勢が新品ソフトを履いてコースイン。

 最初のランではオスカーが1分33秒990でトップに立つが、新品タイヤのジョージ・ラッセルがセクター1最速で1分33秒262でトップに立ち、セクター2最速のアンドレア・キミ・アントネッリが0.043秒差の2位、新品ソフトのニコ・ヒュルケンベルグがセクター3最速で0.854秒差の4位、ガブリエウ・ボルトレートが1.087秒差の5位につける。メルセデスAMGはこの1アタックのみでソフトタイヤを3周オールドで温存した。

 ハミルトンはターン9出口でリアがスナップしてハーフスピン。ソフトタイヤを投入して0.260秒差の3位に浮上した。さらにシャルル・ルクレールが残り5分で1分33秒175でトップに立ち、5位ノリスが0.360秒差、6位ピアストリが0.415秒差。

 残り3分で各車が新品タイヤをと輸入して最後のアタックへ。16位アービッド・リンブラッドはトラブルでピットに呼び戻されるが、残り3分で再びコース復帰を果たした。

 ここでフェルスタッペンはセクター3最速で0.242秒差の4位。ボルトレートが0.374秒差の7位、アジャが0.457秒差の9位に浮上。スプリント予選と同様にウイリアムズ勢、アストンマーティン勢、キャデラック勢がQ1敗退となったが、キャデラックはバルテリ・ボッタスがランス・ストロールを上回って20位となった。17位サインツはQ1突破まで0.178秒差、19位アロンソは1.064秒差だった。

 

【Q2】ヒュルケンベルグ0.002秒差の敗退

 15:25に開始のQ2では、メルセデスAMG勢とフェラーリ勢が先頭で中古タイヤでコースインし、マクラーレン勢も続く。レッドブル勢は新品を投入し、他車はピットで待機。

 これに中団勢は新品タイヤで続いていき、首位はセクター1と3最速のラッセルで1分32秒523、2位にセクター2最速のハミルトンが0.311秒差、3位は0.379秒差のルクレール、4位に0.427秒差のアントネッリ。新品タイヤのフェルスタッペンは0.656秒差の5位、ベアマンが0.674秒差の6位に付け、中古タイヤのマクラーレン勢は7位・10位。

 残り7分を切ったところでマクラーレン勢を先頭に各車が2回目のアタックへ。ここで各車とも新品ソフトを投入する。メルセデスAMG勢は残り4分で最後にコースイン。

 ラッセルはターン1でアンダーステアが強くアボートして再アタックし、アントネッリがセクター2最速で1分32秒443でトップへ。ルクレールが0.043秒差の2位、ラッセルはターン16でボルトレートが入口の縁石で挙動を乱してコースオフしたため出されたダブルイエローで更新できず0.080秒差の3位、ハミルトンが0.124秒差の4位、ノリスが0.467秒差の5位、ガスリーが最後に0.560秒差の6位。ラッセルはアタックラップでもアンダース手が強く、フロントウイングと右側フロアの問題を疑いマシンの確認を要求する。

 ヒュルケンベルグは10位アジャに0.002秒届かず11位でQ1敗退。コラピントとエステバン・オコン、レーシングブルズ勢、ボルトレートがQ2敗退となった。

 

【Q3】ラッセルに問題発生、アントネッリ史上最年少PP

 15:47開始のQ3は気温17.6度、路面温度は29.3度と僅かに低下。ラッセルはフロントノーズを交換してQ3に臨む。

 Q3の開始直後からメルセデスAMG勢とフェラーリ勢が新品ソフトでコースイン。ラッセルはエンジンブレーキの利きが強く、ピット出口でアンチストールが入る。そしてターン3でバッテリーを失ってストップ。リスタートを試みてなんとか自力で復帰するがギアシフトができず1速のまま最大100km/hで走行してピットに戻りパワーサイクル(システム再起動)をかける。しかしギアシフトの問題は解消せず、ステアリングを交換するが状況は変わらず。

 最初のアタックではアントネッリがセクター1と2最速で1分32秒322でトップに立ち、ルクレールが0.301秒差の2位、ハミルトンはターン9でスナップして0.698秒差の3位、ベアマンが1.634秒差の4位。

 残り10分でコースインした他車がアタックし、ピアストリが0.228秒差の2位、ノリスが0.286秒差の3位、中古タイヤのフェルスタッペンは1.012秒差の6位、アジャは1.032秒差の7位。

 残り4分を切ったところで各車が新品ソフトを履いて最終アタックへ向かい、レッドブル勢が残り3分を切ったところでコースイン。ラッセルは残り2分でなんとかコースインを果たし残り18秒でアタックへ。

 アントネッリがセクター3最速で1分32秒064でトップに立ち、ラッセルはターン1〜2でスナップしてセクター2でバッテリー切れを起こして0.222秒届かず2位。アントネッリが史上最年少のポールポジション獲得を決めた。

 ハミルトンが0.351秒差で3位、ルクレールが0.364秒差の4位、ピアストリが0.486秒差の5位、ノリスが0.544秒差の6位、ガスリーが7位に入り、0.129秒遅れを取ったレッドブル勢は8位・9位に終わった。

(text by 米家 峰起 / photo by Pirelli)

 

 

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