1. HOME
  2. RACE【レース】
  3. 2026
  4. 【SPR】トップ3台混戦を制しラッセル勝利【2026 Rd.2 CHN】
2026

【SPR】トップ3台混戦を制しラッセル勝利【2026 Rd.2 CHN】

2026 Rd.2 CHINA

 3月14日現地時間11:00、第2戦中国GPのスプリントレースが行なわれた。気温は14.9度、路面温度は14.6度、風はメインストレートが追い風で3〜4m/s前後と強い。

 スプリント予選に出走できなかったセルジオ・ペレスにはスプリント出場が許され最後尾グリッドへ。アレクサンダー・アルボンはパルクフェルメ下でサスペンションのセットアップを変更しピットレーンスタートが義務づけられた。そのため以降のグリッドが繰り上がってフェルナンド・アロンソは18番グリッド、ランス・ストロールは19番グリッドから、キャデラック勢は20・21番グリッドからのスタートとなった。

 アルピーヌはピエール・ガスリー車をピトー管のカバーを取り外し忘れた状態でレコノサンスラップに送り出してしまい、審議対象となった。アルボンはターン6、ガスリーはターン11でフロントタイヤをロックアップさせる場面もあった。イザック・アジャはピット出口でスタート練習を行なわないにも関わらず出口の白線を完全にカットせずにコースインしてしまい、こちらも審議対象となった。

 ほぼ全ドライバーがミディアムタイヤを選択し、SQ1敗退者は新品、それ以外はスプリント予選で履いた中古タイヤを使う。10番グリッドのアジャのみが中古ソフト、リアム・ローソンとアロンソだけが新品ハードを選択した。

 スタートでポールポジションのジョージ・ラッセルが好発進を決めた一方、2番グリッドのアンドレア・キミ・アントネッリはホイールスピンで大きく出遅れ、3番グリッドのランド・ノリスがラッセルの背後へ。好発進のルイス・ハミルトンがターン2〜3でノリスを交わして2位に上がり、さらにターン9でインに飛び込んでラッセルをパスしトップに立った。

 ラッセルはターン14で抜き返し首位を取り戻すが、2周目のターン1でハミルトンが再びオーバーテイクして首位へ。

 後方ではシャルル・ルクレールもノリスを抜いて3位に上がり、トップ3台の争いへ。4位ノリス、5位オスカー・ピアストリ、6位オリバー・ベアマン。アントネッリはターン6でアジャと接触してフロントウイングを壊しながらも7位。8位ガスリー、スタートに失敗したマックス・フェルスタッペンは14位まで後退し、ターン11ではアービッド・リンブラッドがスピンし最後尾に落ちた。

 3周目のターン14でラッセルはエネルギーを使ってハミルトンをパスするが、4周目のターン1ではハミルトンがアウトからパスして再逆転。ペースはメルセデスAMGが優勢に見えるが、抜ききれず3台のバトルが続く。アントネッリは1台ずつ中団勢を抜いていき、4周目のターン14でピアストリを抜いて6位へ上がるが5周目のターン1で再び順位が入れ替わる。

 ラッセルは5周目のターン1でハミルトンを抜くが再び抜き返され、ターン14で再逆転。ここから一気に引き離しに掛かる。

 7周目にアントネッリはノリスも抜いて4位に上がるが、1周目の接触に対し10秒加算ペナルティが科された。

 左フロントタイヤにグレイニングが発生してペースが上がらないハミルトンを、8周目のターン1でルクレールが抜いて2位へ。この間にラッセルとは1.9秒差となった。9周目のターン1でハミルトンがルクレールに並びかけるが、ルクレールはターン3でなんとか抑え込む。この間にギャップはさらに3.2秒まで拡大してしまい、背後にはアントネッリが追い着いてくる。9周目以降は単独走行となったラッセルが好ペースで引き離す。

 11周目のターン14でアントネッリがハミルトンをパスし3位へ。マシンにダメージを負いペースが上がらなかったリンブラッドはピットに戻ってリタイアした。12周目にはバルテリ・ボッタスもスロー走行でピットへ。

 13周目のターン14でアントネッリがルクレールを抜いて2位に上がった。13周目のターン1でニコ・ヒュルケンベルグがマシンを止め、セーフティカー導入となり、各車ともピットインしてソフトタイヤに履き替える。アントネッリはここでペナルティ消化でフェラーリ勢とノリスに先行を許す。

 1位ラッセル、2位ルクレール、3位ノリス、4位ハミルトン、ステイアウトのローソンが5位、ベアマンが6位、アントネッリは7位に後退し、ピアストリが8位、ステイアウトのガスリーが9位、10位エステバン・オコン、11位カルロス・サインツ、12位ガブリエウ・ボルトレート、13位アロンソという順となった。フェルスタッペンはターン6でロックアップしてオーバーシュートして順位を落とし、ピットインして14位へ。サインツはターン1手前のダブルイエロー区間でオコンにあわや追突という場面もあった。

 17周目にレースは再開となり、3周のスプリントレースに。ラッセルはターン14出口から加速し、やや出遅れたルクレールを一気に0.9秒引き離した状態でリスタート。ピアストリがベアマンを抜いて6位に上がり、ターン14ではローソンも抜いて5位へ。アントネッリもベアマンを抜いて7位へ上がるが、リスタート時にピアストリがコントロールライン手前で抜いたと訴え、18周目にローソンを抜いたアントネッリに対して18周目のターン14でポジションを戻すこととなった。

 18周目のターン1でハミルトンがノリスを抜いて3位に上がる。フェルスタッペンもソフトタイヤの威力で中団勢を抜いて19周目のターン1で9位まで浮上。

 ルクレールは最終ラップにフルチャージでオーバーテイクモードを使ってターン14でラッセル攻略を狙うが届かず。ラッセルが0.674秒差でトップを守りきってトップでチェッカーを受けた。

(text by 米家 峰起 / photo by Pirelli)

 

 

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。