【SPQ】ラッセル余裕のポール獲得、5台による0.075秒僅差のSQ2突破争い【2026 Rd.2 CHN】
3月13日現地時間15:30、第2戦中国GPのスプリント予選が行なわれた。気温は16.5度、路面温度は30.0度、風はFP1と同様にメインストレートが追い風。セルジオ・ペレスは燃料システムに問題が発生し、出走を見送ることとなった。
【SQ1】下位3チームが敗退
15:30開始のSQ1は、12分間のセッション開始直後から各車がコースイン。ここでは新品ミディアムタイヤの使用が義務づけられる。メルセデスAMG勢とアレクサンダー・アルボン、フェルナンド・アロンソだけがピットガレージで待機してやや時間をおいてからコースへ向かう。
まずはルイス・ハミルトンがセクター2最速で1分33秒730でトップに立ち、他車も路面コンディション向上によって続々とタイムアップしていく。
遅れてアタックしたメルセデスAMG勢が、ジョージ・ラッセルが1分33秒030でトップに立ちアンドレア・キミ・アントネッリは0.393秒差。これをアタック2周目でフェラーリ勢が更新し、ハミルトンが0.118秒差の2位、シャルル・ルクレールが0.393秒差の3位に割って入るが、メルセデスAMG勢は1アタックのみでSQ1を終えて3周オールドの状態でミディアムタイヤを温存した。ビルドラップを入れて入念にタイヤを温めたマクラーレン勢が5位・6位。
残り2分の段階で各車がアタック3周目に入り、ここでも続々とタイムアップ。フランコ・コラピントが16番手タイムを記録し、そこから0.169秒の僅差で17位・18位がウイリアムズ勢、0.989秒差で19位・20位がアストンマーティン勢、2.786秒差で21位がバルテリ・ボッタスと回3チームがそのままSQ1敗退となった。
【SQ2】5台による0.075秒僅差のSQ3進出争い
15:49開始のSQ2でもメルセデスAMG勢以外の各車が続々とコースインして10分間のセッションへ。ここでも新品ミディアムタイヤの使用が義務づけられる。
メルセデスAMG勢も2分が経過したところでやや遅れてコースイン。
最初のアタックでここでもラッセルがセクター1と2最速で1分32秒241の最速タイムを記録。アントネッリが0.329秒差の2位、セクター3最速のルクレールが0.361秒差の3位、マクラーレン勢が0.905秒差の4位・5位。マックス・フェルスタッペンは1.323秒差の7位、ピエール・ガスリーが1.330秒差の8位、イザック・アジャを挟んでニコ・ヒュルケンベルグが1.394秒差の10位、エステバン・オコンが1.398秒差の11位と5台が0.075秒差にひしめく。
最後のアタックでハミルトンが0.801秒差の5位、ガスリーが1.164秒差の7位、ベアマンが1.260秒差の8位に浮上し、レッドブル勢は9位・10位。ヒュルケンベルグとオコンがタイムを縮めることができず、それぞれ0.015秒と0.019の僅差でSQ2敗退となった。レーシングブルズ勢、アウディ勢、コラピントがSQ2敗退。
【SQ3】ラッセル余裕のポール獲得
16:06開始のSQ3ではソフトタイヤの使用が義務づけられるが、各車とも新品ソフトを履き、ベアマンだけがFP1で使った7周オールドの中古ソフトを履いて予選本番に向けタイヤをセーブする戦略を採った。
各車ともクールダウンラップを挟んで2回のアタックを行なうが、マクラーレン勢はSQ1やSQ2とは違いソフトタイヤではビルドラップを挟まずに1アタックのみ、新品タイヤのガスリーと中古タイヤのベアマンも同様に1アタックのみの戦略を採った。
ラッセルは1回目のアタックでセクター1と3最速で1分31秒520を記録しトップに立ち、アントネッリがセクター2最速で0.360秒差の2位。ハミルトンが0.641秒差の3位、ルクレールが1.212秒差の4位でフェルスタッペンは1.734秒の大差で5位となった。
残り2分を切って各車が最後のアタックに入ると、1アタックのノリスが0.621秒差の3位、セクター1最速のピアストリが0.704秒差の5位に浮上。ルクレールは1.008秒差まで詰めたものの6位。1アタックのガスリーが1.368秒差の7位、フェルスタッペンはタイムを更新できず8位、中古タイヤのベアマンが1.889秒差の9位となった。
アントネッリは0.289秒差までタイムを更新し、ラッセルは最終アタックで自己ベストを更新できなかったもののスプリントのポールポジションを獲得した。
(text by 米家 峰起 / photo by Pirelli)


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