【FP2】ピアストリ最速、メルセデスAMG勢が2-3【2026 Rd.1 AUS】
3月6日現地時間16:00、開幕戦オーストラリアGPのFP2が行なわれた。気温は22.4度、路面温度は31.3度。風はメインストレートが追い風で2.7m/sとやや強くなった。
各車がセッション開始とともにコースインするが、ジョージ・ラッセルはピットレーンでアービッド・リンブラッドにフロントウイングを踏まれて壊し、交換することに。
ここではハードタイヤが中心だが、レーシングブルズ勢とカルロス・サインツ、アウディ勢、アルピーヌ勢はFP1に続いてミディアムを履く。フランコ・コラピントがメインストレートで失速してスロー走行し、後続車があわや接触という場面もあった。
マックス・フェルスタッペンはコースインしようとしたところピット出口を出る前にストップし、ピットガレージへ押し戻される。アストンマーティンはランス・ストロールがFP1で使えなかったソフトタイヤを履いてコースインするが、フェルナンド・アロンソはFP1に続いて準備作業が続く。セルジオ・ペレスもコースインできない。
最初のランではルイス・ハミルトンがセクター3最速で1分30秒903でトップに立ち、セクター1最速のラッセルが0.081秒差の2位、オスカー・ピアストリが0.173秒差の3位となるが、アンドレア・キミ・アントネッリがセクター3最速で1分20秒801を記録しトップタイムを塗り替え、ピアストリがさらに1分20秒638でトップに立つ。
16:14、アロンソがソフトタイヤを履いてようやくこの日最初のコースイン。ストロールと同様に2周の確認走行でピットに戻る。16:20にはストロールがソフトタイヤを履いてスタート練習をしながら再びコースへ戻る。
16:19にメルセデスAMGが早々にソフトタイヤを投入してアタックラップを行ない、ラッセルが1分20秒049でトップに立ち、アントネッリはターン13でややオーバーシュートもあり0.178秒差の2位。アントネッリは計測2周目でセクター2最速で1分19秒943でトップに立つ。ラッセルはターン3でロックアップしコースオフを喫した。ウイリアムズ、レーシングブルズ、ハース、アウディなど中団勢がソフトタイヤを投入する一方、他の上位チームは1セット目のタイヤで確認走行を続ける。
16:27にハミルトンがソフトタイヤを投入し0.437秒差の3番手。他車もアタックに入り、ピアストリが1分19秒729でトップに浮上した。ハミルトンはターン3で止まりきれずコースオフ。ランド・ノリスも遅れてソフトでアタックし1.065秒差の7位となる。その中でサインツはマシンに問題を抱えコクピットから降りる。
残り20分でメルセデスAMG勢はハードタイヤでロングラン。レッドブル勢はミディアムでロングランを行ない、残り10分を切ったところでフェラーリ勢がようやくハードで走行開始、マクラーレン勢はソフトでの走行を継続する。16:49、ロングラン中のフェルスタッペンはターン10のエイペックス先でスナップしてコースオフしフロアにダメージを負う。イザック・アジャもターン13、ルクレールもターン3でロックアップしコースオフする場面もあった。残り10分でペレスがようやくコースインを果たし、ソフトタイヤでアタックするが、ハイドロ系トラブルのためターン11先でマシンを止め、16:54にVSCでマシン回収が行なわれ、残り4分でVSC解除となる。
ストロールは中古ソフトでアタックしアンダーステアに苦戦して6.087秒の21番手。アロンソも中古ソフトでコースに戻り、クールダウンラップを挟みながらアタックを繰り返していき、5.210秒差までタイムを縮めて20位。
16:43にストロールは2セット目の新品ソフトを投入するが、アタックに入ったターン3のブレーキングで異音が発生してピットに戻る。アロンソも新品タイヤでアタックするがターン1で挙動を乱してアボート。バッテリーのリチャージがなかなか進まず、「リチャージするのに5周必要なんじゃないか?」と苛立ちを見せながらも4.933秒差までタイムを縮めた。
チェッカー後はフェルスタッペン、ガスリー、サインツ、ストロール、ペレス以外の17台がグリッド上でのスタート練習を行なってセッションを締めくくった。
(text by 米家 峰起 / photo by Pirelli)


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