【SPQ】決勝戦略は未知数。ソフトだけバウンシング発生は「奇妙だ」【タイヤ】

　カタールGPのスプリント予選では、路面のグリップが非常に良好な渋滞にはあったものの、多くのドライバーが低速域のアンダーステアと高速域のオーバーステアに苦戦。レッドブルはソフトタイヤ（C3）のみバウンシングを経験するという特殊な問題が発生した。

　その一方でハードタイヤ（C1）はピレリの想定以上のグリップレベルを発揮し、ミディアム（C2）とソフト（C3）はグレイニングのリスクもあるため、決勝の戦略も事前に想定されたミディアム(C2）中心で周回数制限の25周まで引っ張る展開にはならないかもしれないという。

　ピレリのチーフエンジニア、シモーネ・ベッラに金曜のタイヤ状況とスプリント、予選・決勝に向けた戦略予想を解説してもらった。