【SPQ】C4不発、決勝1ストップ確定。今週のタイヤ選択は硬すぎた【タイヤ】

　サンパウロGPのスプリント予選では、C4（ソフト）のSQ3でタイムアタックに苦戦するドライバーが続出し、C3（ミディアム）のタイムを上回ることができたのは10人中4人のみ。さらにFP1のロングランではC2（ハード）で良好なペースを見せたドライバーもいれば、デグラデーションに苦戦したドライバーもいた。

　24周のスプリントレースではC4（ソフト）もC3（ミディアム）も選択肢となり得るが、気温が低くなる決勝はC2（ハード）は使いづらく、1ストップ作戦になる可能性が濃厚だとみられる。

　ピレリとしては昨年より1ステップ硬くした今週末のタイヤ選択は失敗だったという。

　ピレリのチーフエンジニア、シモーネ・ベッラに金曜のタイヤ状況とスプリント、予選・決勝に向けた戦略予想を解説してもらった。