
【決勝】角田裕毅・全無線交信「T15入口、浅いロールブレーキングで、ピークを高くしろ」(前編)【2025 Rd.17 AZE】
角田裕毅のアゼルバイジャンGP決勝を、全無線交信とともに再現しながら振り返っていく。
角田は6番グリッドからハードタイヤを履いてスタートし、ターン2でジョージ・ラッセルを抜いたもののターン3で抜き返されて6位。5周目のセーフティカーからのリスタートでラッセルがチームメイトバトルを展開し、角田はターン1出口で押し出されたラッセルのインを突いて5位に浮上。しかし10周目のターン3で再びオーバーテイクを許した。
その後はシャルル・ルクレールを抑えて6位を走行し、18〜27周目にミディアムスタート勢がピットインして角田は暫定3位へ上がり、好ペースを維持してランド・ノリスを抑えて走行を続けた。
37周目にノリスがピットインしピットストップでタイムロスを喫したため、レッドブルは翌38周目に角田をピットインさせてノリスの前をキープ。しかしその代償として、ギャップを広げていたリアム・ローソンをオーバーカットすることはできなかった。
ミディアムタイヤに履き替えてローソン追撃を目指した角田だったが、後方にはノリスがルクレールを抜いて迫り、タイトル争いを繰り広げる相手であるノリスを先行させてしまうリスクを考慮してローソンに対して強引なバトルは仕掛けず、最後まで決定的なチャンスは訪れず6位のままフィニッシュした。
そのレースを角田と担当レースエンジニアであるリチャード・ウッドとの全無線交信とともに詳しく振り返っていこう。
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